連載海外&国内SEO情報ウォッチ
SEOとは、何とむなしい作業なのだろうか など10+1記事(海外&国内SEO情報)

鈴木 謙一 2010/9/3(金) 10:00 (65)この記事をはてなブックマークに追加(39) 印刷用印刷用
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海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ

  • 信じちゃいけないSEOのアドバイス×6(+2)
    (Nine By Blue)

    元グーグルの社員でウェブマスターツールの開発・運用に関わっていたヴァネッサ・フォックスさんが「信じてはいけない大間違いのSEOアドバイス」をブログにアップした。

    1. 【×】キーワード出現率を上げるべきだ、そのためには他のテキストコンテンツを削除するのがいい。
    2. 【×】HTMLのコメント(<!-- -->)のなかにキーワードを記述するとグーグルの順位アップに役立つ。
    3. 【×】meta keywordsタグに書いたキーワードがbodyタグ内に存在していないとペナルティを与える検索エンジンがある。
    4. 【×】ウェブマスターツールの所有者確認用のmetaタグを2回記述すると、スパムだとみなされてインデックスから削除される。
    5. 【×】titleタグやmetaタグの文字が(アルファベットの)大文字ばかりだと登録を受け付けない検索エンジンがある。
    6. 【×】無料ホームページ(や共用サーバー)で公開されたサイトのランキングを低くする検索エンジンがある。
    7. 【おまけ】太字タグ(bタグ)をがんばって使っても意味がない。
    8. 【おまけ】URLに「?」マークが入っていてもまったく問題ない。

    Web担の読者ならどれもまさか信じていまい。

  • グーグルにインデックスしてもらうには「サイトの登録」は不要
    (Matt Cutts(mattcutts) on Twitter)

    グーグルのマット・カッツ氏とあるウェブ担当者のツイッターでのやりとりを紹介する。

    ウェブ担当者グーグルのインデックスに含めてもらうにはサイトを登録しなければならないのかい?

    マット・カッツ普通はしなくていい。僕たちは外部リンク経由で主にサイトを発見する。だからもし外部リンクがないなら登録を考えてみるといい。

    基本的にURLの登録は不要だ。いつ登録されるかわからないしそもそも登録される保証もない。インデックスさせるにはすでにインデックスされているページからのリンクでクローラーを呼ぶのがベストだ。

    そもそも、URLの登録をしないとクロールされないほど他サイトからのリンクがなければ、インデックスされたとしても通常の検索では上位には出てこないだろうし、検索結果に出てきたとしてもユーザーが見ないずっとずっと後ろのページの可能性が高いので、意味がないだろう。

  • クローラーがCSSにアクセスできなくしたら何か良いことある?
    (High Rankings Forum)
    「検索エンジンのクローラーがCSSにアクセスするのをブロックしたら何か良いことあるかな?」とエンジニアに聞かれたんだが、実際のところどうだろうか、そうしたほうがいいのだろうか?

    こんな質問がHigh Rankingsフォーラムで投稿された。

    ブロックしたとしても害はなさそうだが、通常はCSSをブロックする必要はないようだ。逆に、CSSをブロックすることで、CSSを使って何か企んでいると疑われて、人間による目視が入るかもしれない。

    出所を忘れてしまったが、グーグルがスパムサイトの可能性を疑ったときにスパムでないことを証明するためにもCSSにはアクセスできたほうがいいとグーグルのマット・カッツ氏が言っていたのを筆者は記憶している。

  • Google翻訳で自動的に訳したコンテンツ=ガイドライン違反
    (Google Webmaster Central Help Forum)

    グーグル社員のジョン・ミューラー氏によれば、たとえGoogle翻訳といえど、翻訳ツールで訳したコンテンツをそのまま公開するのは自動生成ツールでコンテンツを作ったことと同じでグーグルのガイドラインに違反しているとのことだ。そのページをインデックスから取り除くかもしれないし、ツールを使った複数の言語の翻訳コンテンツがサイトの大部分を占めているようならサイトごとインデックスから削除することもあり得るとも警告している。

    翻訳コンテンツを提供するならツールを使わずに本当に翻訳するか、JavaScriptのウィジェットを利用するなどしてツールで翻訳したページを検索エンジンがインデックスできないようにしておくべきだと勧めている。

    グーグルはGoogle翻訳をリニューアルしたばかりだ。Google翻訳を利用して訳したコンテンツを公開するときには気をつけよう……と言いたいところだが、日本語から他の言語、他の言語から日本語への翻訳にGoogle翻訳を使うと、まるで自動生成ツールで作られたスパムコンテンツのような文章になる。さすがに、そのまま利用する人はいないだろう。

    意味不明のGoogle翻訳
  • 特定テーマのブログを探せる機能をグーグルが追加
    (Official Google Blog)

    検索キーワードに関連のある「ページ」ではなく関連のある「ブログ」をグーグルで探せるようになった。ブログ検索ではなく、通常のウェブ検索の機能だ。日本語での検索にも対応しているが、現在は日本語インターフェイスでは利用できない(検索設定で表示言語を英語にすると利用できる)。

    英語版ウェブ検索で検索した検索結果ページで、左サイドのナビゲーションメニューから検索対象を「Blog」に絞り込み、さらにその下に出てくる「Homepages」を選択する。すると、検索キーワードをテーマにしたブログ(サイト)が検索結果に表示される。

    Homepageに絞り込んだブログ検索

    「Homepages」のリンクを選択せずに個別記事ページを表示する「Post」が選択された初期状態でも、トップに3サイトが表示される。

    上部に表示されたブログのホームページ

    ユーザーの立場からするとニッチな分野でのブログを探すのに役立ちそうだ。反対にブログ運用者の立場からするとニッチな分野での検索で見つけてもらいやすくなる。

SEO JapanSEO Japanの掲載記事からピックアップ

今週はSEOスパムをテーマにした記事をピックアップ。長い記事だが、検索エンジンとSEOとスパマーの現在とこれからについて分析している。

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鈴木 謙一

鈴木 謙一(すずき けんいち)

フリーランスのインターネットコンサルタント。アメリカを中心としたSEO/SEMのコアな情報を日本に持ち込み、「海外SEO情報ブログ」で“海外SEO”のブランドを確立。サーチエンジンマーケティング専門ソーシャルニュースサイトSphinn(スピン)の公式日本版であるサービス「Sphinn Japan」立ち上げメンバーでもある(Sphinnの本家はMarketing Landとなり編集記事中心へと路線変更している)。

現在は、株式会社セルフデザイン・ホールディングスの取締役コンサルティングアドバイザーとして、SEOの情報収集やトレーニング、海外のSEOカンファレンス参加などを通じて正しいSEOの普及に取り組んでいる。

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