連載海外&国内SEO情報ウォッチ
リンクについて知っておきたい13項目 など10記事(海外&国内SEO情報)

鈴木 謙一 2010/2/5(金) 10:00 (16) この記事をはてなブックマークに追加(23) 印刷用印刷用
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海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ

  • 「メインコンテンツはソースの上部に置くほどSEO効果が高い」は古いSEO
    (WebmasterWorld)

    メインとなるコンテンツを、HTMLのなかでより上部に配置して早く現れるようにした方が検索エンジンに重要だと認識させることができ、SEO効果が高いと言われる。CSSを利用し、ブラウザの表示ではメインコンテンツより上にあるヘッダー部をソース上では下に書くというテクニックもある。

    しかしWebmasterWorldのフォーラム管理者tedsterによれば、配置を重要視するSEOはもう古いテクニックであり、2~3年前から効果を失っているのことだ。グーグルヤフーマイクロソフトも関連する特許を出願し、視覚の観点からページをヘッダー・サイドバー・メインコンテンツ・フッターのようにセクションごとに分割して分析できるようになりつつあるからだ。つまり、ソースレベルではなく見た目でどのエリアがメインコンテンツなのかを理解してくれているということになる。そのため、無理してソースの順番を入れ替える必要はないとしている。

    その証拠として、メインコンテンツからのリンクがより高く評価されることが挙げられている。メインコンテンツとその他のエリアの区別がつくからこそ、コンテンツリンクの評価を高めることができると言えよう。

  • ページ内のalt属性を一気に取得するツール
    (SEOish)

    SEO効果を狙ってか、alt属性に画像とは関係のないキーワードを記述したり、キーワードを何度も繰り返し使っているサイトを、筆者はサイト診断を依頼されたときに今でもたびたび見かける。今どきaltタグにキーワードを連発するのはペナルティの可能性を助長しこそすれ、ランキングを上げるのにはまったく役に立たない。まさに百害あって一利なしだ。

    ページ内のalt属性を1つひとつチェックするのは、画像が多いサイトだと面倒だ。そんな時は、このツールが活躍しそうだ。Image SEO Toolという名前のツールで、指定したページの画像のaltタグをすべてチェックして表示してくれる。

    Image SEO Toolのチェック結果
  • Bingでは正規化は必須
    (Bing Forums - Webmaster )

    Bingのウェブマスター向け公式フォーラムで、トップページだけが「wwwなし」でインデックスされてしまったウェブ担当者が理由を尋ねた。内部リンクではすべてwwwを付けていたそうだ。

    Bingのフォーラム管理者のブレット・ヤント氏が回答した。

    ときどきこういうことが発生するんだ。だが、通常は自然に直る。このような問題に対処するツールをウェブマスターツールに装備しようと動いているが、まだ当分先のことだ。それまでは301リダイレクトでwwwありをインデックスさせるようにするしか、保証された手段はない。そうすることでwwwあり・なしが統合されて、ランキングが上昇するかもしれない。

    ウェブ担当者からしてみたら、「ときどき」でも起きてほしくないトラブルである。最後の一文は、自分たちの欠点を取り繕うような意図にも取れてしまう。この記事の「日本語で読めるSEO/SEM情報」で取り上げた話題に「グーグルには正規化不要」というものがあったが、検索エンジンはグーグルだけではないので、やはり正規化は真っ先に設定しておこう。

  • 日本語ドメイン名は通常のドメイン名と同じ扱い
    (Google Webmaster Central Help Forum)

    英語版のグーグル ウェブマスター セントラル公式ヘルプフォーラムに次のような質問が投稿された。

    日本語ドメイン名のサイトではGoogleツールバーのPageRankが表示されない。といことは、日本語ドメイン名は通常のドメイン名のサイトよりも検索からのトラフィックが少ないということなのか?

    グーグル社員のジョン・ミュラー氏は次のように回答した。

    私たちは、UNICODEのドメイン名とPunycodeのドメイン名を等しく扱っている。ブラウザは本来のドメイン名を表示することが多いけれども、内部的にはPunycodeという仕組みを使っている。これは、PageRankには何ら影響を与えない(ただし正しく表示できていないかもしれないので調査してもらう)。

    国際化ドメイン名は他のドメイン名と同じように上位表示できるし、私たちは違ったように取り扱ったりはしていない。

    日本語ドメイン名も通常のドメイン名も同じように取り扱うとのことだ。またPunycodeで変換された中にキーワードが含まれていた場合、グーグルはきちんとそれも認識しているとも追加でコメントしている。たとえば「Web担.jp」をPunycodeで変換し国際化ドメイン名で表記すると「xn--gckc5l685r.jp」となるが、この中に「ウェブ担」というキーワードが入っていることを認識できるということだ。

  • 言語は異なるけれど内容的に関連のあるサイトからのリンクの評価は?
    (High Rankings Forums)

    High Rankingsフォーラムに記事タイトルのような質問が投稿された。

    言語は違うけれど、内容という点では非常に関連性のあるページからのリンクはどう評価されるのか? グーグルはコンテンツに関連性があると理解してくれるのだろうか?

    フォーラム管理者のジル・ワーレン女史は次のように回答した。

    そこまで上手に関連性を判断できるようには、まだなっていないと思うわ。関連性というのは主観的なものでもあるから、関連性というよりもリンク元ページのポピュラリティ(筆者注:PageRankととらえてもらってよい)に関係するでしょうね。

    今の段階では言語の垣根を超えて関連性を判断できないようなので、もし多言語のページからリンクがもらえるチャンスがあるとしたら、単にそのページの評価が高いかどうかだけを気にすればよいということになりそうだ。

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鈴木 謙一

鈴木 謙一(すずき けんいち)

フリーランスのインターネットコンサルタント。アメリカを中心としたSEO/SEMのコアな情報を日本に持ち込み、「海外SEO情報ブログ」で“海外SEO”のブランドを確立。サーチエンジンマーケティング専門ソーシャルニュースサイトSphinn(スピン)の公式日本版であるサービス「Sphinn Japan」立ち上げメンバーでもある(Sphinnの本家はMarketing Landとなり編集記事中心へと路線変更している)。

現在は、株式会社セルフデザイン・ホールディングスの取締役コンサルティングアドバイザーとして、SEOの情報収集やトレーニング、海外のSEOカンファレンス参加などを通じて正しいSEOの普及に取り組んでいる。

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