「何でもできる」から「誰でもできる」CMSへ進化したMovable Type 5

より幅広いユーザーに利用しやすくなったシックス・アパートのMovable Type 5
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ブログエンジンとしてばかりでなく、CMSツールとしても広く人気を集めるシックス・アパートのMovable Typeが、新バージョンMovable Type 5として登場。わかりやすさ、使いやすさを追求し、数々の新機能追加とともに、ライセンス形態も見直しを図り、より幅広いユーザーに利用しやすくなった。

自由なサイト構築を実現する
ウェブサイト管理

シックス・アパート シニアコンサルタント 柳下剛利氏
シックス・アパート シニアコンサルタント
柳下剛利氏

ブログエンジンとしてスタートしながら、その「何でもできる」柔軟性と低コストというメリットでCMSとしても人気を誇るMovable Type(以下MT)が、2009年11月、「5(以下MT5)」にバージョンアップした。

MTには熱心なファンが多く、関連書籍やサイト上の情報量も他のCMSと比べると格段に多く、導入構築時に必要な情報の入手に困ることはない。また、約400にものぼるビジネスパートナーが、ユーザーの多様なMTによるウェブサイト構築、運用ニーズに応え続けており、その利用法も日々拡大している。MT自体の魅力が、その利用環境をも整備しているといえよう。

MTは当初、企業ブログやプレスリリースなど、企業のウェブサイトの一部への採用が主だったが、その高度な柔軟性からサイト全体をMTで構築できるのではないかというアイデアが出てきて、バージョン3の頃からCMSとして利用されるケースが増えてきた。

今回のバージョンアップで最も力を注いだ点が、この「ウェブサイトの管理」に関するものだ。従来のバージョンでウェブサイトを構築するには、ブログベースでウェブサイトを構築、つまりサイトマップをブログのルールに翻訳してから構築する必要があった。

「そのためには、経験やテクニックが必要でした」と、シックス・アパート シニアコンサルタントの柳下剛利氏は指摘する。

しかし、MT5のウェブサイト管理機能では、ブログ、ウェブページ、ファイルというウェブサイトを構成する三つの要素のすべてを、ウェブブラウザから簡単に管理できるようになった。最初に、ウェブサイトという領域を作成し、任意の場所にウェブページを直接作成できるようになったため、より直観的な操作が可能になった。

また、ウェブサイト内のブログのコンテンツを、新着順にまとめてトップページで表示する機能も追加され、より簡単にポータルサイトの制作が可能、表現の自由度も格段に向上した。さらに、ユーザー権限の設定についても細かい設定が可能となり、複数ユーザーによるウェブサイトの更新やコミュニティ運営なども、より安全で効率的になった。

ユーザーダッシュボードの強化による
新しいインターフェイス

こうした管理機能の向上を、誰でも理解しやすく使いやすくしているのが、今回追加されたユーザーダッシュボードだ。これは、MTをより扱いやすくするために新しくデザインされた柔軟なインターフェイスだ。

ユーザーダッシュボードは、システムにログインした際に最初に表示される画面だ。ユーザーダッシュボードは、個々のユーザーの管理画面のホームとして、権限のあるウェブサイトとブログが一覧表示されるため、最初の選択に迷う必要がない。

ウェブサイトとブログを1クリックで切り替えることのできるナビゲーションにより、シームレスな操作が可能で、ユーザーダッシュボードとの間を自由に行き来しながら作業できる。

また、左サイドにはすべての操作メニューが網羅されており、中央にメニューごとに変わる項目を配し、右側にはメニューごとのアクションを実現するサブメニューが並ぶ形式となった。

利用者の画面サイズや、ブラウザ、文字の大きさなどの条件に、できる限り柔軟にフィットする画面レイアウトを提供している。また、管理画面のカスタマイズも容易になった。プラグインで拡張の自由度を高めるために、HTMLとCSSを整理して構造的にするとともに、jQuery JavaScriptライブラリを採用した。

直感的なサイト構築を実現するユーザーダッシュボード
直感的なサイト構築を実現するユーザーダッシュボード
ユーザーインターフェイスの改善
ユーザーインターフェイスの改善

バージョン管理も標準搭載
MT5の強化点

MT5へのバージョンアップでは、MT4から搭載されている「カスタムフィールド」機能の強化も行なわれた。「カスタムフィールド」はブログ記事や、ウェブページの投稿画面に、独自の入力項目を追加できる機能だが、MT5では選択したカテゴリーに連動して、各項目の表示のオン・オフが可能になった。選択したカテゴリーに対応した入力項目だけを表示させることで、投稿画面に、多くの入力項目が追加されても煩雑にならず、コンテンツに応じた投稿画面をデザインできる。

また、ウェブサイトやブログに入力項目を追加してカスタマイズすることで、ヘッダー画像や、広告バナー画像の入れ替え、METAタグやフッター項目などをテンプレートの編集なしに、自由にカスタムフィールドで操作できる。

さらに「バージョン管理機能」も追加された。MTはこれまで、編集中の情報を記録する機能が標準では提供されていなかった。しかし、サイト構築での利用を考えると、いつ、誰が、どのような変更をしたかという情報の把握が必要になる場合や、任意のバージョンに戻したり、イベントページなど情報を再利用したいケースも少なくない。

そこでMT5では保存時に履歴ノートを記述し、簡易ワークフロー的に更新履歴を管理する機能を追加した。バージョン管理機能は高価なCMSでは搭載されているが、MT5の価格帯で実現されたことにより、これまで利用を諦めていたユーザーにも導入のハードルが低くなった。

使いやすさには、導入のしやすさや運用の自由さも必要で、そのためにはMT5で行なわれたライセンス体系の見直しは革新的だと柳下氏はいう。

「カスタムフィールド」が強化された
「カスタムフィールド」が強化された
「更新履歴を管理する機能」が追加された
「更新履歴を管理する機能」が追加された

ユーザー数無制限で利用可能
新ライセンス体系

従来、個人利用ライセンス以外はユーザー数課金だったMTに、今回は無制限ユーザーライセンスが追加された。これはサイトの構築の多様化によって、コミュニティサイトなど利用者にも更新の権限を渡したいというケースが増加したことに対応したもの。ユーザーごとにライセンスを渡すと、ユーザー課金では非常にコストがかかってしまう。今回のバージョンアップで、1サーバー無制限ユーザーライセンスを12万6千円で提供。複数のユーザーが更新するウェブサイトにも大幅に導入しやすくなった。

「エンドユーザーの購入しやすさと同時に、制作会社やSI事業者にとっての提案のしやすさを実現しています」と、柳下氏は説明する。

このようにさまざまな改良が施されたMT5だが、これによって、エンドユーザーはもちろん、制作会社が受けるメリットも大きいと、柳下氏は指摘する。

「これらの機能追加によって、従来3カ月かかっていた新しいサイトの構築が、早いところで2カ月くらいで可能になります。これを制作サイドから見ると、期間はコストに跳ね返ってくるため、より競争力のあるサイト構築の提案が可能になるでしょう」

「何でもできる」から「誰でもできる」CMSに更なる進化を遂げたMT5。柔軟性を維持したまま、さらに簡単になったMT5をぜひ体験してほしい。

ライセンス価格
Movable Type 5(1サーバー・無制限ユーザー)126,000円
Movable Type 5 ユーザー数限定版(1サーバー・5ユーザー)63,000円
Movable Type 5料金表

Movable Type 5をもっと知るために
■シックス・アパート主催セミナー
(月に1回以上開催)
http://www.sixapart.jp/seminar/
■Movable Type 5 サイト
http://www.sixapart.jp/movabletype/

問い合わせ先
シックス・アパート株式会社
http://www.sixapart.jp/inquiry/

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