連載海外&国内SEO情報ウォッチ
モバイルSEOにおける良い被リンク・悪い被リンク など10記事(海外&国内SEO情報)

鈴木 謙一 2009/11/20(金) 10:00 (21) この記事をはてなブックマークに追加(32) 印刷用印刷用
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海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ

  • ラスベガス発、SEOスパムや順位向上の最新情報
    (SEOmoz Blog)

    Web担でおなじみのSEOmozのCEO、ランド・フィッシュキン氏が、11月9~13日に米ラスベガスで開催されたPubConという「検索・ソーシャルメディア・アフィリエイト」にかかわるカンファレンスに参加した。グーグルのマット・カッツ氏が登場するセッションから、特筆すべき情報を選んでブログにアップしているので紹介しよう。

    • Internet Archiveをブロックするのはネガティブ サイン
      ウェブページのキャッシュを保存するWayback Machineサービスを提供するInternet Archiveのロボットをrobotts.txtでブロックしていると、スパムサイト判定される可能性もあるそうだ。ただし、その後のマット・カッツ氏のツイートから判断するに、「ブロック=スパム判定」ではなく、期限切れドメイン名の再利用など、スパムっぽい形跡が認められた際に、Internet Archiveをブロックしているのが判明すると「過去の履歴を隠そうとしているに違いない」と嫌疑がかけられるということのようだ。

    • ページの読み込み時間がランキングに影響を与える
      ページが表示されるまでの時間が、検索順位を決めるアルゴリズムに組み込まれるらしい。読み込み時間が遅いことはマイナスに働くなることはなく、速いことがプラスに働くようだ。グーグルは、SPDYというHTTPを高速化するプロトコルを開発するなど、スピードアップに力を入れている。

    • インデックス削除されたドメイン名はあきらめる
      一度インデックスから削除されたり、厳しいペナルティを受けたサイトを元に戻すのは難しいから、あきらめて新たに作り直したほうがいいと、マット・カッツ氏はアドバイスしたそうだ。ランドが推測するに、程度のひどいペナルティは、バックリンク構成に起因することが多く、大量に集めたリンクの中から引っかかるものだけを探し出して修正するのは、非常に困難だからだろうとのことである。

    • 内部リンクでのキーワードの繰り返しはトラブルの元
      内部リンクのアンカーテキストにキーワードを使いすぎると、作為的だとみなされる危険性があるとのこと。特にフッターが要注意だそうだ。フッターリンクの良い例・悪い例については以前に解説しているので、そちらも参照してほしい。

  • 内部リンクのパワーを倍増させるただ1つの条件
    (Ramblings About SEO)

    内部リンクが外部リンクと同じように、SEOにとって大切であることは、Web担の読者ならご存知だろう。このブログ記事では、同じ内部リンクでも、「ある条件」によって受け渡すPageRankがまったく変わってくると、実験を通して結論付けている。

    ある条件とは、外部リンクである。外部リンクがまったくないページからの内部リンクは非常に効力が弱いそうである。一方、質が低くてもいいから、外部からリンクが張られているページからの内部リンクは、効力が段違いに高くなるそうだ。

    トップページではなく、下層ページに向けて張るリンクのことを「ディープリンク(Deep Links)」とSEO業界で呼ぶ。これからは、各ページ1本でもディープリンクを獲得することにも気を向けてみてはいかがだろうか。

  • URL短縮サービスが潰れてもリンクが切れないようにする方法
    (301Works.org)

    ツイッターの普及ともに、URLを短縮するサービスを利用する機会が増えているウェブ担当者も多いはずだ。しかし、もしURL短縮サービスが潰れたりして、サービスの提供をストップしてしまったらどうなるだろうか? たとえばツイッターの標準のURL短縮サービスのbit.lyが使えなくなったら、リンク先にアクセスできないツイートが続出するだろう。実際にサービスを停止したURL短縮サービスは存在する。

    そんなトラブルが発生しないように、Internet Archiveが中心となって、URL短縮サービスが停止した場合にそれまでの活動を引き継ぐための組織、301Worksが発足した。サイトには加盟サービスのリストが掲載されているので、ここに示されているURL短縮サービスを使っておけば、不測の事態にも安心である。

    うんちくになるが、301リダイレクトを使っていれば短縮されたURLでも、PageRankやアンカーテキストはオリジナルのURLに渡される。もっともツイッターのリンクは、nofollowが付くので効果はないが。

  • Bing、UK正式版登場+機能アップ。日本語版も近い?
    (Bing Search Blog)

    Bingが大小の変化を続けている。英国のBingがベータ版から抜け、正式公開となった。さらに、知識計算エンジンの「Wolfram|Alpha」との連携を開始し、科学・化学・数学など特定のジャンルのキーワードで検索すると、Wolfram|Alphaからのデータを返すようになった。また小さなところでは、最大検索結果数の表示を100件から50件に減らした。

    米Bingは先月の末、アップデートを実行したらしく比較的激しい順位変動が起こった。同時期に、まだLive Searchのままであるはずの日Bingにも、大きな変動が確認された。一部のキーワードでは、Bingの特徴の1つであるカテゴリ分類メニューが表示されたりするなど、Bing JPの開発も水面下で進んでいるのかもしれない。

    ※Web担編注 先日、あるイベントで「Bingは早ければ来年にも日本語版をスタートしたい」というマイクロソフトの人のコメントがあったので、併せてお伝えしておく。

  • Bing SEOによくある質問
    (Bing Webmaster Forum)

    Bingのウェブマスター向けフォーラムに、フォーラム管理者のブレット・ヤント氏が、よく寄せられる質問への回答を投稿した。過去に説明のあったBingのSEOに関する情報が、よくまとまっている。SEOモードさんが日本語訳してるので、英語が得意でなければ、詳細はそちらを参照いただきたい。

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鈴木 謙一

鈴木 謙一(すずき けんいち)

フリーランスのインターネットコンサルタント。アメリカを中心としたSEO/SEMのコアな情報を日本に持ち込み、「海外SEO情報ブログ」で“海外SEO”のブランドを確立。サーチエンジンマーケティング専門ソーシャルニュースサイトSphinn(スピン)の公式日本版であるサービス「Sphinn Japan」立ち上げメンバーでもある(Sphinnの本家はMarketing Landとなり編集記事中心へと路線変更している)。

現在は、株式会社セルフデザイン・ホールディングスの取締役コンサルティングアドバイザーとして、SEOの情報収集やトレーニング、海外のSEOカンファレンス参加などを通じて正しいSEOの普及に取り組んでいる。

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