モバイルサイト構築のユーザビリティいろは

モバイルメールマガジン登録&退会画面におけるユーザビリティのポイント(第6回)

モバイルメールマガジンの入退会フローで押さえておきたいポイントを紹介

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タイトル画像:モバイルサイト構築のユーザビリティいろは

この連載では、PCのWebサイトとは異なるモバイルならではのユーザビリティに特化して、モバイルサイト構築におけるユーザビリティの基本、成果を出すためにはどうすればいいのか。制約の多いモバイル端末だからこそ求められるモバイルサイトのユーザビリティ、そのポイントをお伝えします。

TEXT:株式会社IMJモバイル モバイルユーザビリティ研究所

第5回ではモバイルメールマガジンを配信する際に意識しておきたいユーザーの利用シーンやニーズの把握の重要性と、デコメール形式とテキスト形式の違いやポイントを紹介しました。第6回では、メールマガジンの入退会フローにおいて注力すべきポイントを紹介します。

スムーズにメールマガジンの登録ができるように

モバイルのメールマガジン(メルマガ)は、ユーザーが常に持っている携帯電話に届けられるため、PCのメールマガジンよりもユーザーへの訴求力が高いと考えられることは前回お話しましたが、ユーザーがメールマガジンを購読するためには、必ずメールマガジンへの登録というステップを通ることとなります。

そのために、まずはメールマガジンに興味を持ってもらい、そして登録完了までをわかりやすいフローで誘導することが重要となります。またメールマガジン配信は一度のみではなく継続して購読してもらうことも大切だと考えられますので、退会フローを含めメールマガジン会員に対して配慮したいポイントを紹介します。

モバイルメールマガジン入退会フローのユーザビリティ3つのポイント
  1. メールマガジンの紹介ページ作成時のポイント
  2. メールマガジン登録フロー作成時のポイント
  3. メールマガジン会員に対して配慮すべきポイント

1.メールマガジンの紹介ページ作成時のポイント

メールマガジンを購読してもらうためには、まずユーザーにメールマガジン自体に興味を持たせ、次に「自分が欲しい情報が得られる」という期待感からメールマガジンに登録してもらうことから始まります。

メールマガジンの紹介ページにたどり着いたユーザーは、すでにそのメールマガジンを発行するサイトで提供している内容について興味を持っていると考えられます。メールマガジンの紹介ページでは、そのサイトで提供している情報のうちどのような内容がメールマガジンで送られてくるのかを明確に示すことで、「不安からくる登録ユーザーの取りこぼし」がないよう工夫しましょう。

メールマガジン登録までのユーザーの行動とフォローすべき内容
図1 メールマガジン登録までのユーザーの行動とフォローすべき内容

1-1 配信内容を表示して具体的なイメージを伝える

ユーザーが登録しようとしているメールマガジンはどのようなメールマガジンなのかを、より具体的にわかりやすく示しましょう。ユーザーは、メールマガジンを受信することで何かしらのメリットがあると感じた時に登録フローに進みます。ですから、「メールマガジンに登録することによってクーポンが送られてくる」「メールマガジン登録者だけに特別な情報が送られる」など、非常に効果的な内容がある場合には、しっかりとメールマガジンに登録する利点を説明しましょう。

説明だけではなく、実際に配信されるメールマガジンの例をモバイルサイト上で再現し、ユーザーに見てもらうことも効果的です。特にデコメール形式のメールマガジンを用意している場合には、登録前に実際のメールマガジンのサンプルを見せることで、ユーザーはより具体的なイメージを持つことができます。サンプル提供が配信への期待感を膨らませ、登録への大きなきっかけ作りにつながるのです。

1-2 配信頻度の明記が安心感につながる

メールマガジンに登録しようとしているユーザーは、ユーザーごとに利用している端末機種や携帯電話の契約料金が異なります。メールの受信にはパケットが必要となるため、どのような頻度で送られてくるメールマガジンなのかを明記するようにしましょう。

たとえば、定期的に送られるメールマガジンの場合は、毎週何曜日にどのような情報が配信されるのかを明記するといいでしょう。定期的な配信の場合は、配信内容と配信日に関係性が高いことが多いので、ユーザーに対してそのメールマガジンに登録するきっかけとなる有効な情報となります。

また、ユーザー自身で配信曜日や配信時間を設定できる仕組みがある場合は、それらについてもしっかりと明記しましょう。不定期な配信の場合には、目安となる配信頻度を明記するといいでしょう。特に頻繁な配信を行わない種類のメールマガジンの場合は、登録したにもかかわらずに配信がされないという印象をユーザーが持ってしまうと、サイト自体の信頼性が落ちてしまうことも考えられますので、どのようなときに配信されるのかをユーザーに伝えることが大切です。

1-3 会員登録時にメールマガジンにも登録させる場合の注意点

メールマガジンの登録方法として、サイトの会員登録と同時にメールマガジンの登録を一緒に行うケースもあるでしょう。その場合は、ユーザーに登録の覚えがないのにメールマガジンが届いてしまうという誤解を与えないよう、会員登録時にメールマガジンの登録がされることを明記しましょう。

また、メールマガジンが必要ないと考えているユーザーが会員登録を断念しないように、メールマガジンが不必要な場合は、会員登録後にメールマガジン登録が解除できることを説明しましょう。

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