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Twitterの真の力

Twitterの真の力は、オンライン上の関係を現実世界の関係へと変換することにある。
Moz(旧SEOmoz) 2009/6/11(木) 9:00 tweet5このエントリーをはてなブックマークに追加 印刷用
この記事はもともとSEOmozのYOUmozセクションに掲載したものですが、非常に優れているのでこちらのブログに格上げしました。

僕はここしばらく、この記事を書きたいという思いを抑えていた。それは僕がTwitterを好きじゃないからではなく(あと2~3日もすれば妻からもういいかげんにしろって言われるんじゃないかと思う)、要するにTwitterなんて、もうたくさんだって感じになっているだけなんだ。

と言っても、Twitterのつぶやきそのものにうんざりってわけじゃない。世界中で毎日のようにTwitterを「発見」している二流のメディアパーソナリティーや、代わり映えのしない「Twitter入門」的記事を週に1000回も繰り返し掲載する自称「ソーシャルメディアの達人」たちが、絶え間なく流すくだらない雑音に辟易しているってことなんだ。

それなのに、なぜこの記事を書いているのかって? それは、僕がTwitterで体験していることを話題にしている人があまりいないからだ。Twitterの真の力というのは、マスマーケティングが容易にできるとか、リンクが少し増やせるとか、あるいはDiggやStumbleUpon、Sphinnなどのポイントを少し余計に稼げるとかいうところにあるのではないし、ブランドを構築したり、自分の名前を有名にできたりするなんてところにあるのでもない。

Twitterの真の力は、オンライン上の関係を現実世界の関係へと変換することにあるんだ。僕にとってTwitterとは、公と私の間の隔たりを埋め、オフラインでの関係を促進する上で、使い勝手のよいきわめて強力なツールだ。これをまだ体験していない人のために、アドバイスを少し(ついでに、実例も1つ2つ)お届けしよう。

バーチャル握手

1.日常性が強み

際限のない日常の垂れ流しだとしてTwitterを冷笑するのは簡単だ。だが、これこそがTwitterの最大の強みの1つなのだし、Twitterが公と私の間にある境界を簡単に越えさせてくれるのがなぜかを解明する鍵だと僕は考えている。仕事相手が自分の子供のこととか、インフルエンザで仕事を休んでいるとか、ついていない1日だったなどと話しているのを目にすれば、親しみがわくし、相手のことを少し余計にわかったような気がするのは当然じゃないか。もちろん、これは先方にとっても同じことが言える。うわべを飾ったりしなければ、会ったこともない人と会話を始めるには、仕事上の責任が伴うような(LinkedInなどの)プラットフォームよりも、Twitterのほうがずっと簡単だ。

2.偶然の出会いが生まれる

Twitterは自分が住んでいる地元の情報を把握するのに適しているだけでなく、誰かが近くにいることを知るのにもすばらしいサイトだ。

この間、僕は大好きなSEOマーケターで、各地を動きまわっているパット・セクストン氏がイベントでシカゴに来ているというTwitterの投稿を見た。ここでセクストン氏を知らない人のために説明すると、彼はカンファレンス以外ではなかなか見つけられない人物なのだ(その主な理由は、セクストン氏がハワイの人里離れた小屋に住んでいて、モンクアザラシとしか話をしないからだ)。セクストン氏がシカゴに来ていることに気がついて、Twitterに返信したら、ほんの数ブロック先にいることがわかった。2時間後には僕らは地元のバーで会っていた。Twitterがなかったら、セクストン氏が通りのすぐ先にいることなんて知るよしもなかっただろう。

3.大物との距離が縮まる

Twitterでは誰もがちょっと人間味を増すようだ。そしてこれが「大物」をわれわれその他大勢と同じ土俵に立たせてくれる。もちろん、業界の著名人を誰彼かまわず追いかけたり、そういった人たちがTwitterに投稿するたびにじゃんじゃん返信したりしろと言ってるんじゃない。だが、相手が大物でも、そうする価値があると思ったときに、関連する意見を述べるとか、その投稿を引用して再投稿するとかいう形で誠実に反応することは、何の問題もない。もちろん、ほかのネットワーク行動の場合と同じで、知人を1人か2人隔てたくらいのところにその大物がいるのなら、その方が話は簡単だ。そのうち1回か2回返信がくるかもしれないし、やがては本物のチャンスがめぐってこないとも限らない。

4.仲間が集まる

僕がTwitterでの関係を現実世界に持ち込んだ最初の経験は、かつてないほど強烈なものでもあった。2008年のSEOmozの上級者向けセミナーの前に、僕は、会場のある街に前日の夜に着くから、誰か一緒に夕食を食べないかという呼びかけをいくつか投稿した。すると、あっさりと6人も集めることができた。ほとんどがそれまで会ったことがない人々だ。そのうえ、偶然同じセミナーに参加する別の3人と出くわした。新しい出会いを体験できただけでなく、この小さな集団は僕の非公式なカンファレンス「仲間」になり、さらに新しい人々を集めるとともに、このネットワーキング経験は僕がSEOイベントで得たもっともすばらしいものとなった。

僕が本来こういった類の行動をする性格じゃないってことは断わっておかなければならない。本当のことを言えば、僕はどちらかというと壁の花タイプなんだが、Twitterが本質的に個人的なものである点と、投稿に返事が来ないということがほとんどないというリスクの低さのおかげで、本当だったら尻込みしたくなるようなことでも気楽にやれたんだ。僕は昨年のPubConでも同じ戦略をとり、それまでオンライン上でしか知らなかった新しい人々のグループと出会い、同じように有意義な体験をした。

5.長期的視点を持とう

時間をかけてじっくり取り組めば、こういったオンラインとオフラインの関係は循環するようになる。誰かと直接会えば、少し多く知り合ってTwitterに戻ることになる。そうすれば、相手は返事をくれたり、君の投稿を再投稿してくれたり、概して関わりを持ってくれる可能性が高くなるんだ。これは強力なサイクルになりうる。1年に1回か2回カンファレンスで顔を見るだけの人々が、ほぼ日常的に連絡を取り合う人々に変わるんだから。

だが、短期的な視点で当たると、こうしたすべてが失われる。今日のリンクを得ることだけにとらわれたり、返信や再投稿を迫ったりせずに、時間をかけて人々と知り合いになろう。本物のチャンスは本物の関係を築くことから生まれる。このプロセスで、Twitterは抜きん出て強力な接点となるんだ。

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