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SEOスパムに対するペナルティからの脱出方法 - 『検索エンジン最適化の初心者ガイド』改訂版#9-3

検索エンジンからペナルティを受けていないかどう確認して、どう対応すべきかか。

ペナルティの目印と再インデックス化の手続き

サイトがペナルティを受けているかどうかを知る方法

サイトやページが実際にペナルティを受けたのか、それとも、検索エンジンのアルゴリズム変更または自分のサイトの変更によって順位やインデックス化に悪影響が及んだのかは、見極めるのが難しい場合もある。ペナルティと決めつける前に、次の項目をチェックしよう。

  • クロールしにくくしたり不可能にしたりするサイト上のエラー。
  • 検索エンジンからのコンテンツの見え方を変えるような、サイトやページへの変更(ページ上の変更、サイト内リンクの構造の変更、コンテンツの移動など)。
  • 自分のところと被リンクの構成がよく似たサイトも同じように順位を下げているかどうか。検索エンジンが順位決定アルゴリズムを更新すると、リンクの評価と重要度も変わり、結果として順位が変動することもあり得る。

以上の可能性を除外できるなら、下のフローチャートに従ってさらに詳しいアドバイスを手に入れよう。

画像:googleのペナルティにどう対処するか

このチャートの流れがあらゆる状況に対して万能というわけではないけれど、このロジックは今まで、スパムへのペナルティか、検索エンジンがスパムと勘違いしたか、それともただのランクダウンなのかを区別するのに非常に役に立ってきた。グーグルのこのページ(それと、+ボタンをクリックすると表示されるYouTube動画)でも、これについて有益な情報が得られる。

※Web担編注 このヘルプには日本語版もあるが、こちらには動画がない。

ペナルティを解除してもらう

検索エンジンに再審査や再インデックス化を依頼するのは骨の折れる作業で、うまく行かないこともしばしばだ。さらに相手から、何が起きたのか、なぜそうなったのかを説明するフィードバックもめったに得られない。

とはいえ、ペナルティやインデックス除外を受けた場合にどうすればよいか知っておくことは大切なので、以下のことを推奨しておこう。

  • 検索エンジンのウェブマスターツールへの登録がまだなら、早速自分のサイトを登録しよう。登録することで、サイトとウェブマスター担当部門との間の信頼関係が少し強くなる。
  • ウェブマスター向けツールのアカウント内で、壊れたページ、サーバー、クロールのエラー、警告、スパム注意のメッセージなど、サイトのデータを徹底的に調べる。よくあることだが、最初はスパムと誤解されてペナルティを受けたんじゃないかと思ったものが、実はアクセシビリティの問題に関係していたりする。
  • 一般向けのフォームではなく、検索エンジンのウェブマスター向けツールから再審査や再インデックス化の要請を出す。繰り返すが、これによって信用度が上がり、耳を貸してもらえる確率が上がる。
  • 再審査してもらうにはすべての情報を開示することが不可欠だ。スパム的行為に手を染めたことがあるなら、今までの行為を包み隠さず白状すること。具体的には、獲得したリンク、そのリンクはどうやって得たか、誰が君に売ったのかなどだ。検索エンジン、特にグーグルは詳細な情報を求めている。その情報を後でアルゴリズムに活用するためだ。もしも隠していることがあれば、彼らは君を不誠実で汚れたヤツ、またはまったく救いがたい人物と見なすだろう(そして決して対応してもらえない)。
  • できる範囲で問題点をすべて削除または修正する。不正なリンクを獲得していたのなら、リンクの提供者にそれを削除するよう働きかける。自分のサイトで何らかの不正操作(サイト内リンクの過度な最適化、キーワードスタッフィングなど)をしていたなら、再インデックス化を申請する前に取り除いておく。
  • 根気よく待とう。反応が見られるまでには何週間も、場合によっては何か月もかかることがある。再インデックス化は、認められたとしても、長い時間がかかる手続きなんだ。ペナルティを受けるサイトは毎週数百(もしかしたら数千)もあるから、ウェブマスター担当部門が膨大な未処理の案件を抱えていることは想像に難くない。
  • ウェブ上で大規模かつ強力なブランドを展開しているなら、展示会やイベントで検索エンジン各社の担当者に直接掛け合う方が迅速に再インデックス化してもらえるかもしれない。検索業界のカンファレンス(SMXSESPubconなど)にはあらゆる検索エンジンのエンジニアがいつも来ている。普通に申請するよりも迅速に再インデックス化してもらえるのなら、参加料など安いものだ。

留意してほしいのは、検索エンジンにとってペナルティの解除は義務でも責任でもない、ということだ。法律的には(少なくとも今は)、どんな理由でどのサイトやページをインデックスに入れるか追放するかは向こうの裁量次第なんだ(理由なんかはなくてもかまわない)。インデックスに入れてもらうことは特典であって、権利ではない。だから、よく理解していないSEO手法や疑わしい手口には十分警戒して、うっかり使ったりしないように。さもないと、非常に面倒な事態を自ら招くことになりかねないからね。

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