いしたにまさきのブロガーウォッチング

ブログを始めて1か月で、橋本大也さんから…

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ブログを始めて1か月で、橋本大也さんから…

いしたに 聖幸さんのオススメブログ3つは?

聖幸 1つ目は「たつをのChangeLog」です。元々「たつをの雑文 : 雑文一覧」の文房具関係のネタ(特にメモ術)のファンでした。今で言う「ライフハッカー」ですね。ある日、セミナーで偶然隣の席になってビックリしました。ネットやってると、そんな事もあるもんだなと。これが5年前の話。今だと珍しくもないですけどね。

いしたに セミナーとかイベントとか増えましたからね。

聖幸 次が「情報考学 Passion For The Future」です。「アクセス向上委員会」の頃から橋本大也さんのファンでしたが、ブログを始めて1か月ぐらいのとき、橋本さんと百式の田口元さんのイベントに講師で招かれたんですよ。ビックリでした。思い出深い。

いしたに 大也さんは「書評+ブログ」というスタイルを確立した人、元祖みたいな感じですね。

聖幸 他の人に大きな影響を与えてるという意味では、元祖と言っても過言ではないでしょう。ファン層も幅広い。

いしたに そうですね、1日1冊ってのは、ホント感心するしかないです。

聖幸 次は「マインドマップ的読書感想文」で、同業です(笑)。こちらも毎日1冊の更新。意地でも毎日更新し続ける姿勢に感動します。橋本大也さんも、マインドマップ読書感想文のsmoothさんも、何が彼らをそこまで突き動かしてるんだろうと。僕は毎日1冊というのは最近は難しい。

いしたに 毎日やろうとすると、1つにそれほど時間かけられないですしね。

聖幸 僕と彼らの違いは、多分酒とたばこだね。

いしたに あはは。

聖幸 彼らは、酒もたばこもやらない。いいブログは、いい生活習慣からですね(笑)

まとめ:ブログマーケティングのコツは、先に情報を発信すること

2007年の1年間に発行された書籍の総発行点数は71,482点で、平均すると1日200冊以上発行されてます。すべての本を1冊ずつ買うと総額は約1億4000万円だそうです(聖幸さん調べ)。全部買って読める人はもちろんいないでしょうし、置ける書店もないでしょう。だからこそ、読者にとっても、出版社側にとっても、「俺と100冊の成功本」や「マインドマップ的読書感想文」「情報考学 Passion For The Future」「404 blog not found」のような書評ブログが重宝されているのではないでしょうか。

書評ブログで取り上げて宣伝してもらうために、担当編集者や著者が自ら献本するのはごく当たり前のマーケティング活動になっています。書評ブログというのは、企業(出版社)とユーザー(読者)をダイレクトに結びつけるメディアとしては、もう完全に一つのジャンルを形成していると言えるでしょう。他の業種や商品にも応用できる点はたくさんあるはずです。

書評ブログをすでにやっている人、これから始めたいと思っている人には、聖幸さんから「ベストセラーばっかり紹介するよりは、ジャンルを絞って同好の士と楽しんだ方がいい。ネットが広く繋がるというのも事実だが、狭く同じ趣味の人とダイレクトに深い話ができるのが魅力」というアドバイスをいただきました。

もちろん、同好の士を集めようとしても簡単に集まるものじゃないですが、そのためのポイントが「情報出し」です。「情報や人をただ待っていたり、探したりするよりは、自分で先に情報を出すことが大事。そのうち、情報や人は向こうからやってくるので、先に出した方が絶対良い」と聖幸さん。そういう意味では、企業も今すでにあるブログをマーケティングに活用するだけでなく、自らブログを立ち上げて情報を発信することが、長い目で見れば、自社商品にとって最も有効なマーケティングにつながっていくとも考えられます。

最後に聖幸さんからは「著者や編集者から著書の読みどころや苦労話を聞く機会が多いという役得もあるが、一方的に苦労話を聞かされて困惑することも多い(笑)」という感想もいただいていますので、売り込みはほどほどにしておきましょう(笑)。

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