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終了した連載Webワーカー向け便利サービス
Dropbox徹底解剖 - 一度使ったら手放せなくなる! オンラインストレージサービスの本命

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オンラインストレージサービスの本命Dropbox徹底解剖

クローズドβの段階から一部で話題を呼んでいたオンラインストレージサービス「Dropbox」がいよいよ正式公開された。笑っちゃうくらいの便利さに、手放せなくなる人が続出しているこのサービスを徹底的に紹介する。

※2008-11-17 Web担編注

本文中の記述を一部変更しました。

以前の記述のように「90日間触らなかったファイルが削除」されるのではなく、正確には「90日間にわたって非アクティブなアカウントのファイル(の一部または全部)が、削除されることがある」です。「非アクティブ」の定義が、どのファイルに対しても変化がないことなのか、それとも、ファイルが変更されなくてもDropboxを利用しているファイルが使用されていればいいのかは、運営者に問い合わせて、返事を待っている状態です。

2008-11-20追記:運営者から回答をもらいました。「非アクティブ」の定義は、アカウントに対する接続がない状態ということです。つまり、Dropboxがインストールされてアカウントにリンクされたコンピュータがネットワークに接続されれば、ファイルが変更されていなくても「アクティブ」ですし、Webインターフェイスからアカウントにログインして操作すれば「アクティブ」とみなされるということです。

いずれにせよ、利用規約では、無償版のDropboxアカウントを事前の通告なしに停止する権利が運営者側にあるとされていますので、そういった点も含めて無償版で問題ないか有償版にアップグレードすべきかの判断をするようにしてください。(編集部 安田)

Dropboxとは

Dropbox(ドロップボックス)とは、米Evenflow, Inc.が運営するオンラインストレージサービスだ。サインアップすればだれでも無料で2GBのディスクスペースを利用できる。

もちろんこれだけなら他にもたくさんのサービスが存在する。だが、Dropboxの売りはそこではない。このサービスの真の魅力は専用クライアントソフトを利用した高機能なファイル同期・バックアップシステムなのだ。

  • 同期ツールとして使いやすく優秀

    たとえば、会社や学校のPCで使っているファイルを持ち帰って自宅で作業したい場合、USBメモリに保存する、ファイルをCD-Rに焼く、Gmailなどでメールに添付する、ファイル転送サービスを利用するなどして自宅のPCに移動する必要がある。

    だが、Dropboxを使えばそのような手間は一切なくなる。「My Dropbox」と呼ばれる専用のフォルダに利用したいファイルを放り込んでおけばいい。それだけで、自宅のPCに会社や学校にあるものとまったく同じファイルが自動的に転送されるのだ。また、自宅でそのファイルに修正を加えると、会社や学校のファイルにもまったく同様な修正が加えられる。ユーザーはDropboxの存在をほとんど意識することなしに、複数のPC間で完全に同一のファイルを共有できるのだ。しかも、クライアントソフトはWindowsだけではなく、Mac OSやLinuxもサポートされている。

    筆者は今まで事務所と自宅のPCを同期させるためにマイクロソフトのFoldershareというP2Pを利用したWebサービスを利用していたのだが、同期できるフォルダ数が限られている、日本語が文字化けするなどの細かい不満点があった。Dropboxはこれらが完全に解消されているだけではなく、さらに便利な機能がてんこ盛りで付加されている。

  • バックアップツールとしても便利に使える

    もちろんDropboxは単にファイルの同期を行うだけのサービスではない。バックアップツールとしても便利に利用できる。

    というのも、同期するためにオンラインストレージ上にも最新ファイルのバックアップが常に存在しているので、万が一、PCのファイルが破損、紛失してしまった場合でも、バックアップを利用してすぐに元に戻すことができるのだ。

    また、いつものPCはもちろん、クライアントソフトをインストールしていないPCからもブラウザを使ってアクセスし、必要なファイルをダウンロードできる。

Dropboxサーバーとの通信はAES256ビットという、非常に強力に暗号化されたSSLを使用しているので、セキュリティ面も心強い。さらに、Dropboxのユーザー同士でファイルを共有することも可能になっている。AmazonのストレージサービスS3(Simple Storage Service)を利用しているところも注目だ。

この他にもさまざまな実用的機能が用意されているDropbox、この記事ではその全機能、使い方を詳しく紹介してみよう。

Dropbox徹底解剖:画像00
正式公開と同時にベータサービス時にはなかったLinux版のクライアントが公開された

Dropboxのインストール

Dropboxを利用するためには、まず利用するすべてのPCにクライアントソフトをインストールする必要がある。と言ってもインストールはきわめて簡単。インストーラーの指示に従って必要事項を入力するなどの作業を進めていくだけだ。

一度インストールしてしまえば、クライアントソフトはシステム起動時に自動的に立ち上がるようになるので、その後はソフトの存在を特に意識することなくDropboxを利用できる。

  1. DropboxのWebサイトにアクセスし、「Download Dropbox」ボタンをクリックしてクライアントソフトをダウンロードする。

    Dropbox徹底解剖:画像01
  2. 以下はWindows版クライアントで説明する。サービス規約を読んで「I Agree」ボタンをクリックする。

    Dropbox徹底解剖:画像02
  3. インストールディレクトリを選択して「Install」ボタンをクリックする。

    Dropbox徹底解剖:画像03
  4. インストールが開始される。

    Dropbox徹底解剖:画像04
  5. インストールが終わったら設定作業に入る。初めてDropboxをインストールする場合は「I'm new to Dropbox」にチェックを入れて「Next」ボタンをクリックする(2台目以降のインストールの場合は「I have a Dropbox Account」をチェック)。

    Dropbox徹底解剖:画像05
  6. 名前(First name)、名字(Last Name)、メールアドレス(Email)、パスワード(2回入力する)、今Dropboxをインストールしたコンピュータの名前(Computer Name、複数コンピュータを区別するためのもの)を入力して「Next」ボタンをクリックする。ここで作るアカウントは無料で利用できるアカウントとなる(気に入れば、あとから有償アカウントにアップグレードすればいい)。

    Dropbox徹底解剖:画像06
  7. チュートリアル画面が表示される。見なくてもいい場合は「Skip tour and finish」ボタンでスキップできる。

    Dropbox徹底解剖:画像07
  8. インストールしたPCに自動的に作成された「My Dropbox」フォルダが開く。これでインストールは終了だ。利用しているすべてのPCでこの作業を行うことになる。

Dropboxで簡単ファイル共有

Dropboxの基本的な使い方はとても簡単だ。クライアントソフトをインストールすると自動的に作成される「My Dropbox」フォルダの中に、ウィンドウズならエクスプローラ、MacならFinderなどを使って、バックアップしたいファイルをドラッグ&ドロップするだけだ。もちろんアプリケーションなどを通して保存しても問題ない。お望みならコンソールからコマンドラインで作業してもいい。

とにかく通常のファイル操作とまったく同じ感覚で、ファイルを「My Dropbox」フォルダに保存すればいいのだ。これだけでクライアントソフトをインストールしたすべてのPCとオンラインストレージでファイルが完全に同期されるのだ。

また、一度「My Dropbox」に保存してしまえば、ファイルに変更を加えるたびに、自動的に更新内容が同期・バックアップされる。同期ボタンを押す必要すらなく、差分バックアップになるので同期にかかる時間は一瞬だ。

無料でもストレージの容量は2GB使えるので、難しいことは一切考えず、大事なファイルはすべて「My Dropbox」内に保存するという感覚で利用すればいいだろう。

ただし、90日間ファイルの変化がないと、サーバー上のファイルはすべて削除されてしまうので注意が必要だ(有償アカウントは削除されない)。

(※Web担編注 2008/11/17修正)ただし、Dropboxサーバにクライアントソフトからのアクセスが90日間途絶えるなどの形でアカウントが非アクティブな状態になると、サーバ上のファイルが削除されてしまうので注意が必要だ(有償アカウントは削除されない)。

  1. 「My Dropbox」フォルダに同期したいファイルやフォルダをドラッグ&ドロップする。もしくは保存先をこのフォルダにして新規作成してもかまわない。同期作業中のファイルやフォルダには2本の矢印が描かれた青いマークが表示される。

  2. 青いマークが緑のチェックマークに変わればDropboxサーバと同期終了だ。

    Dropbox徹底解剖:画像10
  3. DropboxクライアントをインストールしたすべてのPCに同じファイルやフォルダが同期して生成される。

Dropboxの便利機能を一気に紹介!
Webインターフェイス、うっかり削除したファイルの救出、便利なリビジョン管理、他の人とのファイルのやりとり、フォトアルバムの簡単公開、同時進行のファイル共有
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