無料で携帯サイトのアクセス解析ができるmyRTmobileを使ってみよう

携帯サイトの解析は難しい!?

最近、モバイルの利用者増に伴い、モバイルコンテンツは増加し、モバイル広告ビジネスが拡大していくだろうといった言葉を多く耳にする。

モバイルの利用者は音声通話やメールに留まらず、インターネットへの接続ツールとして、ライフスタイル、ライフサイクルに密着して利用する点がPCでの行動パターンと大きく違うというのは、Web担当者の想像の範疇であろう。

しかし具体的な違いや想像通りにいかない点については、モバイルサイトの解析によって初めてわかることだと言っても過言ではない。アクセス解析によって担当しているモバイルサイトのユーザーニーズを把握することは、モバイルビジネスにとって、今とこれからにつながる重要な取り組みだと言える。

はっきり言って、携帯サイトの解析は難しい部類に入ると思う。しかしそれは、さまざまなサイトを多数の必要要素で戦略的に分析してきたような、アクセス解析のプロの視点での意見だ。ふつうのWeb担当者なら、まず現状を知るために最低限必要な要素を時系列で把握し、来訪者の傾向を見て取ったうえで、次の方向性をぼんやり見えるようにするだけでも、ケータイサイト解析を行う意義はあるのではないだろうか。

そしてそんな携帯サイト用のアクセス解析ツールが、サイトに影響を与えない(広告や製品ロゴも表示されない)形で無料で使えるとなったらどうだろうか?

無料で携帯サイト解析ができるmyRTmobile(myRTモバイル)

myRTmobileロゴ

携帯アクセス解析で実績の高いRTmetrics(アールティメトリックス)のオーリック・システムズ株式会社から携帯サイト解析に特化した無料アクセス解析サービス「myRTmobile(マイアールティモバイル)」が、この度満を持してベータリリースされた。

RTmetrics(RTメトリクス)は、PC/モバイルWebアクセス解析ツールとして約360社15,850サイト以上に採用されており、「エンタテインメントプラス」「スタイライフ」「ネットプライス」「魔法のiらんど」をはじめとする多くの携帯サイトへの導入を通して蓄積されてきたアクセス解析のノウハウが詰め込まれている。

myRTmobileは、このRTmetricsのエンジンをベースにした無料サービスだ。手軽に携帯サイトのアクセス解析を始められるので、まずは試してみて、携帯サイトでのビジネスを成功に導くためにアクセス解析データが有効であることを実感してみてはいかがだろうか。

携帯ビジネスはもとより、Webビジネスに活用していくに当たって機能やカスタマイズ、サポートも充実している上位製品がある点でも、企業が「とりあえず」ケータイサイト解析を始める良いきっかけではないだろうか。

導入は簡単、発行されるタグをケータイサイトに貼るだけ!

myRTmobileでケータイサイト解析を始めるのは非常に簡単だ。myRTmobileのページにアクセスし、新規登録すると発行されるタグを、解析したいケータイサイトのbodyタグの間に貼り付ける。これだけで解析が開始できる。

さらに、RTmetricsで非常に評価の高いリアルタイム解析で、今サイトに来訪しているユーザーの行動を見ることができる。サイトの戦略策定にも役立つが、タグが動作しているのかどうかを即座に確認できる点も非常にありがたい。

解析開始までの一連の流れについては、こちらのページに説明されているので、参考にしてほしい。

発行されるタグは「HTML Tag」というイメージタグだが、広告画像が出ないため、既存サイトに影響を与えない点も非常にありがたい。が、「HTML Tag」ではSoftBankモバイル以外のキャリアのSSLページの解析や、参照元、検索キーワードが解析できない。製品版であるRTmetricsではdocomoの参照元、検索キーワード以外は解析できるので、製品版を選択するか、myRTmobileの今後に期待というところだろう。しかし「HTML Tag」でも、ウェブKPIに足る解析が十分可能である。次に解析内容を いくつかご紹介しよう。

「HTML Tag」での基本解析内容

1.3キャリア・機種・機能比率

ケータイサイト訪問者の端末について、docomo / au / SoftBank / その他の比率、ならびに機種名や搭載機能ごとの比率も解析できる。

たとえば、画面サイズやカメラ画素数、GPSやおサイフ機能の有無をはじめ、着信メロディ、着うた(R)機能の有無や待ち受け画像サイズなどは、どういった環境を主なターゲットとしてコンテンツ戦略を取れば良いのかを判断することが可能となる。

2.トレンドサマリー

カレンダーで指定した任意の1日、1週間、1か月から、特定の日から特定の日までの状況における来訪者のPV数、セッション数、ユニークユーザー数、直帰率、滞在時間、平均PV数などが時系列でグラフ表示される。

これにより、来訪者の利用状況について、1日の時間別、1週間の曜日別、1か月~長期の大きな変化まで捉えられる。

トレンドサマリー
トレンドサマリーの画面。

3.セッションとページビュー解析

こちらもカレンダーで期間指定が可能だ。下の図のように、指定された期間ごとではなく、指定された期間を時間帯でくくる視点で来訪者の行動傾向分析ができる。

セッションとページビュー解析
セッションとページビュー解析画面。

この他に、訪問者セッションと滞在時間での2軸グラフや、平均クリック間隔と平均PVでの2軸グラフもある。HTML Tagではデータを取得できないdocomoとau以外に関しては、参照元や検索キーワードが取得できたデータについて、下の図のように訪問者のセッションに対して、参照元や検索キーワードがどれだけ影響しているのかを分析できる。

訪問者のセッションに対する参照元・検索キーワードの影響度合いを分析できる。
訪問者のセッションに対する参照元・検索キーワードの影響度合いを分析できる。

4.来訪者傾向が捉えやすいバブルチャート

訪問者のセッション数とPV数、滞在時間のデータをもとにしたバブルチャートも便利だ。バブルの大きさが滞在時間の長さを表しているため、来訪者が多く、ページも多く閲覧されていながら、なおかつじっくりと記事を読んでいる傾向の強い時間帯を一目で把握できる。

バブルチャート
バブルチャートの画面。来訪者の傾向が一目でわかる。

時系列分析で来訪者のライフサイクルを把握したうえで、バブルチャートによって閲覧数を伸ばしたいコンテンツの更新タイミングを探ったり、来訪者が多いのに滞在時間が少ない時間帯を狙ったキャンペーンやイベントの告知をしたりなど、効果を高める戦略を練るうえで非常に活用度の高いレポートが搭載されている。

モバイルビジネスの活性化に
ケータイアクセス解析は必須!

ここ数年でモバイルビジネスに大きな変化が起こっていることは確かだといえるだろう。携帯電話自体の仕様や、キャリアのサービス拡充の影響もあれば、サイトのリッチコンテンツ化も影響し、メールや着メロ、ゲームなどエンタテイメント用途のみならず、財布や定期券に相当するサービスまで携帯端末の機能と連携したサービスは多種多様である。

グループウェアの接続や在庫データの確認など企業が業務に使用するケースなども含めると、その形態は世界においても最先端だということは業界内でも指摘されている。

しかしその一方で、キャリアごとに使われている技術の差異や、日本が先行してしまっている技術も多く存在することが、モバイルサイトのWebマーケティングの困難さにつながっている面もある。しかし、朝は通勤、通学時にモバイルに来たメールからキャンペーンを知りモバイルサイトで概要を見る、昼はPCでキャンペーンの内容を確認した上でお気に入りに登録、夕方モバイルでお気に入りの商品を選定し、夜自宅のPCで選定した商品を吟味し購入をする……といったモバイルユーザーのライフスタイルが見えてくることは、より良いコンテンツサービスの提供と発展につなげることができるだろう。

コンテンツ自体がモバイルユーザーを受け入れる内容となっていれば、自然とモバイルユーザーの来訪は増え、モバイルビジネスの活性化につながるのではないだろうか。

しかし、これは担当者や運営会社の主観ではわかりづらいことで、まずはどの程度モバイルユーザーからのアクセスがあるのかを知ることが重要である。モバイルユーザーが少ないからといって、モバイルユーザーを切り捨てることは適切とは言えない。モバイルユーザーの来訪が多ければ、より深くユーザーニーズを知り、応えていくことが顧客満足度を高めることにつながる。また、モバイルユーザーの来訪が少なければ、増やすための施策を練っていかなければならない。

ケータイサイト解析に手を出そうにも悩んでいる担当者は、PC以上に来訪者のライフタイムバリューに密接なデータを得られるmyRTmobileの客観的な詳細データに触れてみてはどうだろうか。きっとモバイルサイトビジネスを成功に導くための光が見えてくるはずである。

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