編集部ブログ―鈴木教之

話題のiPhoneに関するビジネス本が登場

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何かと話題のiPhoneだがついにビジネス用途向けの専門書である『iPhone3Gアプリ開発とビジネスプランニング』がインプレスR&D インターネットメディア総合研究所から発表された。

グループ会社なので少し宣伝になってしまい恐縮だが、一部で下降気味とも報道されているiPhone市場を活性化させるカンフル剤となることを期待したい。 これからiPhoneでビジネスをはじめようとしている企業、App Storeで一儲けしようと考えている人、はたまたMac開発環境に慣れていないプログラマーやコーダーの方にもご利用いただける内容となっている。

特にアプリ開発企業へのヒアリングシートやiPhoneユーザー300人を対象とした実態調査は必見の内容だ。6万8000円という値段も、企業向けのビジネス用途に特化した専門書と考えればと決して高い買い物ではないだろう。以下にユーザー調査の内容をいくつかピックアップしたので参考にして欲しい。

図1 携帯電話/PHSの利用台数
図1 携帯電話/PHSの利用台数
図2 iPhone用アプリの開発意欲
図2 iPhone用アプリの開発意欲

かねてから懸念されていたワンセグやおサイフケータイなどへの非対応の影響もあってか、およそ7割は携帯電話/PHSを複数台所有しており、iPhoneのみをメインで利用しているユーザーは3割強に留まっている(図1)。iPhoneの"2台目需要"を裏付ける内容だ。

iPhone用アプリの開発は「iPhone SDK」と呼ばれる英語の開発キットを用意したりApple社とNDAを結ぶ必要があり、決して敷居が低いとはいえない状況である。ただし、全体の半分以上が開発に興味を持っていると回答しているのは興味深い(図2)。

iPhoneに関してはWeb担でもUEI清水氏がコラムで語っているので気になるかたはこちらもチェックして頂きたい。
→居酒屋明日のモバイルほろ酔い語り

iPhoneへ参入する上で必要な知識をこの1冊で

『iPhone3Gアプリとビジネスプランニング』

iPhone3Gのビジネスアイデア、プログラミングの基礎など市場参入する上で必要となる知識を掲載し、iPhone3Gユーザー利用動向やアプリ開発事業者の動向も調査。iPhone3Gの全体像を把握する上で必要な情報を、様々な角度から取り扱っている。

商品の特色
  • リクルートなどiPhone市場へ参入したアプリ開発企業7社へのヒアリングを掲載
  • iPhoneユーザー311名への深い利用実態調査
  • アプリ開発に必要な初歩的プログラミング知識掲載
  • iPhoneビジネスの可能性やAppStoreで配信されているアプリの解説も掲載
製品情報
  • 発売日:2008年9月11日 (※予定)
  • 価格:書籍:68,000円(税別)PDF版(プリントアウト可):68,000円(税別)
    ※サイトランセンス版も発行予定 予価204,000円
  • サイズ・判型:A4判
  • ページ数:240P(※予定)
  • 執筆:株式会社インプレスR&D インターネットメディア総合研究所
  • 発行:株式会社インプレスR&D
  • 発売:株式会社インプレスコミュニケーションズ

この調査報告書に関するさらに詳しい内容はこちらまで。
→http://imri.impressrd.jp/iil/iPhone3G

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