[コラム]橋本大也の“帰ってきた”アクセス向上委員会

橋本大也の“帰ってきた”アクセス向上委員会 #010 ~昭和30年代を代表に年代セグメントが再燃

橋本大也の“帰ってきた”アクセス向上委員会

橋本大也の“帰ってきた”アクセス向上委員会 #010

毎回、視点を変えてアクセス向上を考えるコラム

今回のキーワードはネットで再燃している年代セグメンテーションとブログからのプロファイリング

橋本大也

昭和30年代(1955年~65年)ブームだといわれて久しい。映画「ALWAYAS三丁目の夕日」、フードテーマパークの「池袋餃子スタジアム」「新横浜ラーメン博物館」などが、昭和30年代をテーマにプロデュースされた例としてよく知られている。つい先日も、ヤフーが昭和30年代の地図を公開している。

昭和レトロ地図

ちなみに昭和30年代生まれというと今年43歳から53歳前後の人たちだが、昭和30年代に興味を持つのはその少し上の層だろう。だとすると、団塊の世代を含む50代から60代が主なターゲット層となる。

表1 グーグルでの調査
昭和10年代 221万件    
昭和20年代 61万6000件
昭和30年代 339万件    
昭和40年代 124万件    
昭和50年代 71万5000件
昭和60年代 33万7000件
※2008年3月時点の検索結果
表2 楽天市場での調査
昭和10年代 66件
昭和20年代 394件
昭和30年代 1668件
昭和40年代 969件
昭和50年代 360件
昭和60年代 37件
※2008年3月時点の検索結果

グーグルで「昭和○○年代」を順番に検索していくと、ヒット数が表1のような結果になった。

楽天市場で販売されている商品数を調べてみても、やはり昭和30年代がトップなのである。

棒グラフにしてみると一目瞭然で、昭和30年代がダントツに多いことがわかる。

ウェブにも昭和30年代が多いというのはリアルワールドでのマーケティングを反映したもののように思える。インターネットのメインユーザー層(30代から40代)のトレンドは、また違ったものであるはずだ。

年代別にインターネットユーザーをターゲティングする考え方は、近年再び注目されている。インターネットの普及に伴って各年代層の利用者分母がそろってきたことや、ユーザーデータからプロファイルを分析する技術が発達してきたことなどが背景にある。

たとえばNEC BIGLOBEの旬感ランキングでは、年代別、地域別にユーザーがどんなキーワードで検索しているかを可視化している。

このサービスはBIGLOBEサーチのオマケ的存在で隠れているが、なかなかユニークで斬新な試みをしていると思う。ユーザーが最近検索に使ったキーワードが男女別と10代から60代までの年代のマトリックスで表示されているのだ。たとえばこの原稿の執筆時点である3月中旬では10代は卒業式の話題をしている一方、年配では確定申告が主な話題だと判明する。

ブログに使われた言葉から書き手の性別、年齢や居住地域を推測するプロファイリングエンジンであるBlogeyeもおもしろい。8割以上の確率で書き手のプロファイルを言い当てるそうだ。たとえば「20代女性で大阪府在住のユーザーはブログにどんな言葉を書いているか」「都内10代男性の最近の話題は何か」などを調べることができる。

ブログウォッチャー社は、ブログの内容や占いサービスの利用状況から、ユーザーのプロファイルを判別して、最適な情報を配信するサービスの実証実験を開始した。今年はアドセンスやアドワーズに続く次世代型広告が、プロファイルや行動ログの分析の中から生まれてくるかもしれない。

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