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摩訶不思議なMSNのヒット件数表示

クライアントのためにサイトの評価をする時、そのサイトが主要な検索エンジンでどの程度うまくインデックスに入っているのかチェックする。こういう時によく使うのが「site:」というコマンド。

基本ワザとして、siteコマンドで検索したら、検索結果の最後のページに移動する。これは、インデックスに入っているページ数を、できるだけ正確にはじき出すための操作なの。

でも、MSNが示すヒット数にはちょっと手を焼いている。最初に数えたとき、クライアントのサイトは180ページがインデックスにあると出たわ(ちなみに、クライアントのサイトはまったくの新規サイト)。ところが、検索結果の10ページ目にジャンプしてみると、その数が100に変わった。しかも、10ページ目より先のページは見当たらない。そして、もう1度前のページに戻ってみたところ、やはりヒット数は100のまま変わらない。最初に出た180という数字はいったい何だったの?

ここでは、SEOmozを例にやってみるわね。「site:seomoz.org」と入力して検索を行うと、9万4500件という結果が返ってきた。

9万4500件という結果

ところが、100ページ目を越えてスキップしようとすると、自動的に100ページ目に戻されて、「Page 100 of 1,000 results」(1000件中の100ページ目)と表示される。

1000件中の100ページ目

そこで1ページ戻って99ページ目に移動したら、ヒット数が再び変わり、9万4400件の結果があるという。

9万4400件の結果

Live Searchにログインしていてもいなくても、このヒット数に変わりはなし。

どうして特定のページを過ぎたら、結果の数がこんなに少なくなってしまうのかしら? 私にわかるのは、検索結果表示が100ページ分しかない、ということだけ。でも、ほかの検索エンジンでは、検索結果ページ数をすべて見せないなんてことはないし、『それに』ある特定のページを過ぎたら、ヒット数が大きく変化するなんてこともない。私は今までこのことに気がつかなかったし、本当に混乱しちゃうわ。ほかにも誰か、MSNでこの現象を経験した人はいない?

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