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決定版! SEMキーワード調査10の手法――キーワードアドバイスツール不在時代を生き延びるワザ

Moz(旧SEOmoz) 2007/10/10(水) 10:00 tweet4このエントリーをはてなブックマークに追加 印刷用
※Web担編注

この「キーワード調査ガイド」は現時点ではまだ日本語化の予定はない。要望が多ければ日本語化も可能なので、コメントやメール問い合わせフォームなどで教えてほしい。

今回の記事では、Rebeccaが書いた包括的な有料コンテンツ「キーワード調査ガイド」で取り上げている戦術や手法について、くまなく確かめることはしない。その代わり、測定基準、価値、そして可能性に関する発想を検索エンジン自体から得るうえで、キーワードを検討できるいろいろな方法を、きちんとまとめておきたいと思うんだ(アドワーズ広告、スポンサードサーチ、Wordtracker、KeywordDiscoveryなどのサービスを使うんじゃないよ)。これはむしろ「高度な」レベルの記事だ。

みんなはこうした検索/ツール群を実際に自分たちで使ってみて、それがどのくらい自分の仕事に活かせるか、正確に判断する必要があるだろう。けれども、調査方法を1か所にまとめておくことにも意味があるんだよ。

検索エンジンから得るキーワード調査データ

検索語句に合致するページの数

ここで出てくる数字は、必ずしも正確なものではないけれども、これで大体の数を掴むことができる。また検索結果の最後のページまでめくっていけば、より的確な数を得られることが多い。

具体例を示そう。まず「addicted to workahol」というキーワードで検索してみよう。合致するページの数は551件になった。ここで、URLにパラメータ「&start=990」を加えてみると、その数はわずか223件になる。僕個人としては、競争率の高いキーワードの分析をしている際、こうした結果が出ればちょっと嬉しいね。

今すぐに試してみる。

検索語をタイトルに含むページの数

この調査方法は、どの検索エンジンでも使えるわけじゃないけど、GoogleとYahoo!では、検索語の前にパラメータ「intitle:」を付ければ、タイトルタグで検索語を記述しているページだけの数を返してくれる。

この方法は、実際にどれくらいのページが本当にそのキーワードやフレーズを主題に据えているのか知る手がかりになり、ただ単にコンテンツ内のどこかで該当のキーワードを使っているだけのページ数を知るより役に立つ。

たとえば、単に「fjord」というキーワードで検索してみると790万件がヒットするが、対象をタイトルだけに絞り込んで「intitle:fjord」と検索すると、合致するページの数は23万1000件にぐんと減る。

今すぐに試してみる。

検索語をURLに含むページの数

「intitle」の場合と同様に「inurl」を使うと、該当のキーワードやフレーズをウェブアドレス(URL)内に持つページだけを抽出できる。つまりこの方法も、該当の語句に力を入れているページを絞り込めるということ。

例を示すと、「dog years」で検索した場合9060万件ヒットするのに対し、「inurl:dog inurl:years」で検索した場合は645件だけになる。

今すぐに試してみる。

検索語をアンカーテキストに含むリンクを得たページの数

これも話としては同じだ。「inanchor」というのは、アンカーテキスト内で該当の語句を用いているリンクが、そのページを指しているものだけを抽出するパラメータだ。

このことを示す完ぺきな例があるからお見せしよう。「inanchor:greatest inanchor:living inanchor:american」で検索すると、見てわかるとおり、検索結果のトップはGoogle爆弾を仕掛けて見事成功したSteven Colbertのページだ(詳しくはこちらの記事をどうぞ)。

キーワード情報という視点に立てば、inanchorを使うことで、該当の検索語をアンカーテキストに持つリンクを惹きつけたページの数がわかる。

今すぐに試してみる。

intitle、inurl、inanchorの組み合わせ

intitleとinanchorとinurlを組み合わせて調査してみると、どれ程のページが特定の語句やフレーズについて、(優れたSEO手法により)本気でターゲット化を図っているのかよくわかる。

たとえば、単に「student loans」で検索した場合、1960万件と膨大なページがヒットするが、「intitle:student inanchor:student intitle:loans inanchor:loans」で検索すれば、その数は8万6300件に激減する。

なお、本気で取り組んでいる競合相手の多くは、URL内にそのキーワードを使わないため、僕的にはintitleとinanchorの組み合わせの方が好きなんだ(intitleとinurlの組み合わせよりもね)。ただinanchorを使うと、本当にSEO経験の豊かな競合相手が、どれくらい存在するのかまで分かってしまう。

今すぐに試してみる。

ブログ検索でのヒット数

ブログ検索のデータは、ブログ界やソーシャルメディアの領域におけるホットな話題やキーワードを知るのに有効だ。ブログ検索では、フォーラムなどのソーシャルメディアサイト(実際、フィードさえあれば何でも)まで検索結果に入ってくることが多いため、その語句やフレーズが、ソーシャルネットワーク的な世界でどの程度使われているかを知る上で、大いに役立つ。

だが、気をつけなければいけないのは、このデータは一時的な状況を示すものであることだ。ブログの世界では、数か月も経てばそのコンテンツがインデックスから消えていく可能性が大きい(逆に言うと、だからこそこれは一時的な状況を知るすばらしい追跡ツールなんだ)。

たとえば、「cupcake recipes」でウェブ検索してみると189万件がヒットするが、ブログ検索だとこれが1万4479件になる。

今すぐに試してみる。

関連語句

検索エンジンの中には、クエリ候補として「関連」語句を示してくれるものもある。Google、Yahoo!、Ask、Vivisimo(Vivisimoの場合は羅列でなくクラスタ化して表示する)などがその例だ。競合性分析やブレーンストーミンングでまだ浮かんできていない関連語句を見つけたいとき、このデータは非常にありがたい。

GoogleYahoo!Ask、およびVivisimoでそれぞれ「whale」を検索してみよう(関連語句はページの横か下に出てくる)。

今すぐに試してみる。

ワイルドカード検索で見つける一般性の高い組み合わせ

キーワードの前に「*」をスペースでつなげて検索すると、指定したキーワードと、さらにその直前のキーワードが、検索結果画面で太字表示される。

「*」を付けて検索を行うと、自分が調べようとしている語句/フレーズが、どんな語句/フレーズと組み合わせて用いられるのか、ざっと調べられる。

たとえば、「ringtones」に「*」を付けて「* ringtones」として検索してみると、「ringtones」にはどんな言葉が付帯することがあるのか分かる。

今すぐに試してみる。

最近の使用頻度

Googleの検索オプションで日付設定を用いると、過去1日とか、1週間とか、1ヶ月とか、あるいは1年のうちに検索インデックスに登場したページに限定して、該当の語句を検索できる。

これを綿密に繰り返せば、季節ごとのデータを収集することができ、自分の活動領域でどんな人がコンテンツを作成しているのかわかる。実際に「blogrush」について過去24時間に絞って検索をしたのが上の図だ。

今すぐに試してみる。

ニュース記事の件数

Google NewsとYahoo! Newsは、調査対象の語句やフレーズに関して、誰がプレスリリースを使っていて、どこがニュース記事を書いているのか、ちょっと調べるのに最適だ。

この検索を実行し、ニュース記事が活発に出ていたら(それと、すべてがPRスパムじゃなければ)、その語句は間違いなくこれから競争率が高くなると考えていい。Google NewsYahoo! Newsで「SEOmoz」を検索した結果を実例として示しておこう。

今すぐに試してみる。

◇◇◇

さて、これらのデータをすべて組み合わせて見れば、ある特定の語句またはフレーズに関して、きわめて包括的な視点が得られるんじゃないかな。たいていのキーワード調査プロジェクトでは、おそらくここまでする必要はないにせよ、単一の(あるいはほんの一握りの)検索クエリで多くの成果を得るなら、細密に観測する上でこうした手法は間違いなく価値がある。頻出せず公になっていない形で何が行われているのか、理解を深めたいだけだったとしても、こうした互いに絡み合うキーワード調査の要素は、非常に役立つ場合がある。

僕が書き忘れていることが何かあったら教えてほしい。

Web担編注

この記事の内容に対応したリンクを、ねらったキーワード用に自動的に作る仕組みを編集部で作ったので、ぜひ試してみてほしい。

使い方は簡単だ。以下の入力ボックスに調べたいキーワード(複数でもOK)を入力してボタンを押すだけ。入力したキーワードに対応するリンクがフォームの下に作られる。

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