Moz - SEOとインバウンドマーケティングの実践情報
ブロガーが思わずリンクを張ってしまう10の心理状態

Moz(旧SEOmoz) 2007/8/23(木) 9:00 tweet8このエントリーをはてなブックマークに追加 印刷用

ブログの世界やソーシャルメディアの世界というのは、得てして人間の心理状態に左右されるものだ。サイトが人目に触れる機会を増やしたいウェブ開発者やマーケティング担当者、起業家としては、リンク作成を左右する心理を利用することもできるけど、逆に無視してしまえば、競争相手を優位に立たせてしまう可能性だってある。

僕の経験から言うと、リンクやコンテンツの共有をしたいと思うかどうかに影響する心理状態はそれほど多くない。そこで、それぞれの心理を、オンラインで共有行動を引き出す効果の高い順に並べてみた(イマイチだけど、説明を補足する画像も入れてみたよ)。

  1. 怒り
    怒り

    ブロガーというのは、腹を立ててるときにリンクする。この特性は、政治的なブログの世界でよく見られ、技術やビジネスの分野でも大量のリンクを生み出してくれることがよくある。むかっ腹を立てた挙句、自分の論点を補強したり他の人の意見に反論したりするために、相手のサイトについてとことん論じ始めるのは、人間の性(さが)ってやつだ。

  2. 自尊心
    自尊心

    どんな場合でも最も効果的に利用できる心理の1つが自尊心だ。賞を獲得したりとても良い評価を得たりした場合、あるいは好意的に取り上げられただけでも、そのことを人に知らせたくなるものだ。ウィジェットを普及させたい場合にも、自尊心を利用すれば効果がある。ブログやサイトを引き立ててくれるウィジェットならば、ブロガーやサイトオーナーは自分のところで使いたがるだろう。

  3. 興奮
    興奮

    WiiやAppleのファンときたら興奮しやすく、好きな製品について触れたものなら重い画像があるページでもリンクしてくれる。興奮っていう心理は、来たるべきイベントへの期待感を高める場合だけでなく、ニュースや企業、製品、サービスにも利用できる。発売や発表の前にうわさを広めておけば、当日にはさらに大量のリンクが発生するはずだ(期待はずれの結果として生まれたリンクだとしてもね)。

  4. 驚き
    驚き

    驚くべきことに、ショック自体がリンクしてもらうすばらしい方法なんだ。相手が今まで聞いたことのない情報で読者を驚かせると、リンクという見返りになって戻ってくる場合が多い。人から人へとうわさが広まって人気を集めているコンテンツの作成者は、読者の意表をつくようなやり方で、古いニュースやデータを焼き直すことがあるものだ。

  5. 羨望
    羨望

    他人の成功を羨ましく思わずにはいられないとき、ブログやサイトでそのことに触れる場合が多い。他人が獲得したものを自分も手に入れたい、他人が構築したものを自分も築き上げたい、という願望が強い動機となって、議論や交流が芽生える。だけど、気をつけて。SEOの世界でこの手を使っても、意図的に無視されることがあると覚悟しとかなくちゃいけない。わかってるよ。僕だって相手にリンクを進呈したくないっていうだけの理由で、魂胆の見え透いた記事を無視したことがあるから、その点については僕も有罪だ。

  6. 共有
    共有

    おもしろいと思ったものを他の人と共有したくなるのは当然のことだよね。SEOmozから外部にリンクする理由として、この心理は上位を占めているし、リンクベイティング型のコンテンツを使ってリンクを獲得するのに最も多く使われる手段の1つでもある。リンク先のページどんなことが書いてあるのか、見た人がチェックしに行きたくなるようなリンクをしてもらうには、リンクしてくれる人の説得力に頼ることになる。

  7. 思索
    思索

    コンテンツが考えさせる内容である場合、読者が君の考えを最終的に理解できたときに、リンクの火付け役となる確率が高い。僕はTechmemeを通じて、そういったすばらしいブログ投稿をたくさん見ている。そこでは、議論が大きなブレーンストーミングに火を付け、同じように価値のある新たなものへと発展するんだ。

  8. 混乱
    混乱

    コンテンツが特に難解な場合、その問題を共有して明快にすべきだという心理状態になるものだ。これは、リンクを引き寄せる上で常に力を発揮するテクニックとは言えないけれど、僕の場合、「へっ?」と言いたくなる記事に確かにリンクしたことがあるし、他の人が同じようにしてリンクを張っているのを結構見たことがある。唯一の問題といえば、そうしたコンテンツは故意でないにしても、わかりにくいことが多かった点だ。

  9. 失望
    失望

    失望から生まれたリンクを目にするのは、期待が高まっていたり、世間でうわさが大きくなったりしている場合だけだ。iPhoneが発売されたとき、数十件のリンクベイティング記事に対して、「大したことないね」的なリンクが数千件も集まった。繰り返すが、これを意図的に行うのは難しい。正直言って、やりたいと思う人はいないはずだ。

  10. 羞恥
    羞恥

    羞恥心からリンクが増えるということは確かにあまりないけれど、1つの情報のおかげでリンクを張らされる場合が稀にある。自分の欠点とか愚かな行為や、あるいは単に間違った行動を晒された挙句、恥を承知でリンクせざるを得なくなることがありえるんだ。このやり方には注意が必要だ。恥をかかせた相手がリンクを張ってくれずに、その相手を中傷している他の人間が食いついてくる可能性が高い。

君は、この情報をどうする? 簡単なことだよ。自分で作ったコンテンツに対してこの心理的テストを行い、心理的な刺激をちょっと情報に加えてみればいい。リンクしてほしいサイトや企業、ブロガーについて言及してみよう。事実に基づくデータを利用するだけでなく、情熱的にかつ個性的に話題を論じよう。自分が部外者だと想定して「自分ならなぜここにリンクするのか」という問いを自分に投げかけよう。

心理についてちょっと知るだけでもウェブ上で大いに役に立つことがわかると思う。

追伸:写真が変な色で申し訳ない。カメラの設定を調整しないといけないね。

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