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ブログのススメ――なぜあなたはブログを書くのか

SEOmoz blog

「私がブログを書く5つの理由」というテーマのブログミーム(ブログバトン)でAndyからご指名をいただいた。でも、僕自身がブログを書いている理由をただ並べていくよりも、もっと大きく出ようと思う。あなたがブログを始める気になる(そしてブログを更新したくなる)ような理由を、私的なブログも仕事関係のブログもまじえて、みんな説明してしまうことにしよう。

  • 考えを文章にするため
    文章を書こうとすると、要点を簡潔かつ正確に述べることが必要になる。ブログは形式としては短文で、1回で読めるだけのニュース、意見、分析、推薦などで構成されることが多い。こうしたブログの形式は、ジャーナリズムの世界や文章を書くこと一般へのやさしい入門になるし、自分の経験や考えを記録しておきたい人にはぴったり。まさに21世紀の日記だ(忘れられがちだけど、ブログは公開にも非公開にもできる)。

  • 名前やブランドの認知度を高めるため
    目標が仕事関係であれ私的なものであれ(この項目がよく当てはまるのは仕事関係だけど)、ブログがうまく書けていると信用が生まれ熱心な読者層が付く。ロックスターのように「ファン」ができるわけじゃないかもしれないけれど、きっと、さまざまな地理的背景や職業的背景の人たちが楽しんでくれて、良好な関係を築けるだろう。このような見返りが得られるものは、ブログのほかにはほとんどない。

  • 本を出す準備として
    ブログは文章を書く技術を披露し実践する方法として最適だし、本が出れば購入してくれそうな良好な関係が読者とのあいだにあることを、出版社に見せる手段としても非常に優れている。さらにブログをそのまま、本の内容や調査作業(費用はすべて課税控除の対象となる)の基礎にすることも可能だ。

  • ビジネスを育てるため
    この3年間、ブログを書くことでSEOmozにもたらされたビジネスの問い合わせは驚くような数になっている。なかでも協力を求める電子メールが毎週毎週増え続けている(先週は重複なしで2ダースを超える要請があった)。ブログは親しみを生みだし好ましいブランディングにつながる。ビジネススクールのトレーニングを思い出せば「知っていて、気に入っていて、信頼している。人はそんな相手とビジネスを行う」という鉄則があったけど、ブログを書くことで3つとも達成できるんだ(それぞれの話題に関する自分の専門知識を示すことにもなる。

  • 同僚や従業員とのコミュニケーション
    Andyも指摘しているとおり、ブログは同僚や従業員とのコミュニケーションツールとして優れている。SEOmozではチーム全員がこのブログを毎日読んでいて、これは検索マーケティングの授業を毎日受けているのと同じことになっている。大企業でも小企業でも、適度な自由を与えて社内ブログを実施すれば、団結が生まれ、全社的に経験が共有されるようになる。僕はこの考え方の大ファンなんだ。

  • 知識をシェアするため
    つい2、3か月前まで気がついていなかったのだけど、SEOmozが現在のように、知識がシェアされる開かれたスタイルになったのは、その価値について僕にすごいひらめきがあったからじゃない。(御存知のように僕の母親でもある)Gillianのおかげなんだ。僕は小さい頃、ごはんやおもちゃや時間やお小遣いをほかの子供たち(特に弟と妹)とシェアするように、いつも彼女から言われていた。彼女は「シェアすれば、必ずもっとたくさんになるのよ」という核心を突いた言葉をいつも添えていた。この教えはブログにも当てはまる。僕はブログを通じて知識や経験を提供してきたけど、僕たち(SEOmoz)は知識や新規顧客という形で信じられないような利益を収穫している(パリ旅行までも。僕は行けなかったけど。チクショー)。

  • 履歴書を補完するため
    少なからぬ読者数を誇る成功したブロガーであることは、どの企業に対しても強力な肩書きになる。ウェブ上でブランドを確立しようとしている企業なら特にそうだ。ブロガーの受信箱に舞い込む求人電子メールには破格なものも多い。それはこの何年かの間に、検索マーケティングと技術分野で多くの人が証明しているとおりだ。

  • 歴史を書き残すため
    僕のように(婚約者Mystery Guestの言葉を借りると)「金魚と同じくらいの記憶力」しかない人にとって、ブログを書くことは、備忘録として経験したことを正確に記録する優れた手段にもなる。(僕のように)仕事についてブログを書いてもいいし、旅行記や日記という形で私的なブログを書いてもいい。

  • 人間味のある声を生み出すため
    PR形式の発表が多すぎてかえってマイナスになってる企業は多い。ブログは人や企業といった書き手に人間味をもたらし、ニュースレターやプレスリリースよりもずっと深いつながりを生み出す。あまり堅苦しくなく、より会話に近いブログの文体は、ブランドのファンを開拓し構築すできる方法として優れている。

  • 業界のリーダーたちと関係を構築するため
    確かにTechCrunchのMichael Arrington氏はまだ私からの電話を受けてくれないさ。でも少なくともSearch Engine LandのDanny Sullivan氏は私からの電子メールの2通に1通は返事をくれるよ(笑)。なんて冗談はさておき、活動分野の大物たちと親密な関係になりたければ、ブログで読者層を確立する(言うは易く行うは難しだけど)のが非常に効果的だ。業界リーダーとの関係を発展させるに留まらず、もしかするとあなた自身が業界のリーダーになる可能性だって……。

  • お金を儲けるため
    この項目をリストの最後にもってきたのは、その分野で草分けとなるようなコンテンツを作り出せるような(あるいは、ゴシップで人気を集めて大衆を楽しませるような)頭が良く才能に溢れた一部の書き手を例外とすれば、ブログを書いたからといって必ずしも経済的な成功がついてくるわけではないからだ。投じた時間を基にもっと直接的な収入を得られるような仕事は、おそらく100種類だってあるだろう。ただし、これは個人ブログについての話。ビジネスとしてのブログやビジネスのためのブログの場合は、ブログを書くことが金銭的な見返りと直結した、優れた投資にもなりえる。

一般的な理由を挙げてきたけど、僕個人はなぜブログを書いているのだろう?

純粋に経済的な観点から言うと、ブログを書くことは(直接的ではないにしろ)SEOmozの収支決算の向上に多大な影響を与えてきた。

私的な面を話すと、僕は自分の経験をシェアすることが好きだ。僕の経験がほかの人の仕事にどう役立ったかという話を聞くのが好きだ。

(カンファレンスの席で)時折、ブロガーの役得としてプレスやVIPとして扱われるのも好きだ。

そして、ブログを書くこと自体、信じられないほどやりがいのあることだと思っている。僕はこれまで、いかなる意味でも才能に恵まれた芸術家だったことはない。絵はうまく描けないし、楽器は弾けないし、ウェブサイトの優れたデザインを生み出すことさえできないのだから(デザインについてはMattがいてくれて良かった)。だけど、ブログを書くことは僕にとって芸術だ。僕がブログを書くと、僕の書いたものが声を生み出し会話を生み出す。そして、たくさんの人が評価してくれているらしい(1万を越えるフィード読者がいて、毎日のユニークビジターが同じ数だけいる)。SEOmozブログや自分が書いた記事を僕はとても誇りに思っているし、こんなにも多くの人々を引き合わせて、ちっぽけなこの会社がわずかでも大きくなるのに役立っていることに、僕は興奮を覚えている。

ブログを書く理由なんて、きっとほかにも何十とあるのだろうな。ぜひ教えてほしい。そのときは、遠慮せずにコメント欄から自分のブログへリンクを張ってください。

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