知らなきゃ失格[最新版]企業サイトのサーバー選び

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知らなきゃ失格[最新版]企業サイトのサーバー選び

Web担当者が知っておくべき基本のキ

コーポレートサイトであれ製品情報サイトであれ、月間100万PVを超えるメガサイトであれごく一部の人だけを対象にした小規模サイトであれ、企業のウェブサイトを運営するならば、必ず必要になるのがサーバーだ。できるWeb担当者ならば、自社のサイトを運営するインフラとしてのサーバー環境にどんな選択肢があり、それぞれの特徴が何なのかを把握しておこう。

制作会社にインフラの選定を任せている場合でも、制作会社の提示した案が適切かどうかを判断するのはWeb担当者の責任だ。基本的な知識を身につけておこう。

編集部

選択のステップ1
24時間365日運用とセキュリティ確保

現在Web担当者が利用できるウェブサイト用のサーバーには、大きく分けて図1のような3つの種類がある。いっぽう、サーバー運用を考えるときに最初に考慮しなければいけないのは、365日24時間サイトを稼働させ続けられるかどうかと、セキュリティをちゃんと確保できるかどうかの2点だ。ウェブサイト用のサーバーが停止していた場合、お客さんは「止まってるよ」と教えてくれたり、復旧するまで待ってくれたりしない。即座に他のサイトへ行ってしまい、見込み客を獲得できないどころか、会社のブランドイメージにも影響があるだろう。

図1 サーバー運営インフラの3大パターン

まず、自社にサーバーを設置して企業サイトを運営するのは、今やよほどの事情がなければ行うべきではないだろう。

オフィスビルならば年に1回は設備点検のための停電があってサーバーが停止してしまうだろうし、サーバーやネットワークの管理スタッフを確保するコストに比べれば、レンタルサーバーなどの費用のほうがはるかに安い。

また、セキュリティ面でも、社員はもとよりさまざまな人が出入りするオフィスにサーバーを置くことは望ましくない。ウェブサーバーにはアンケートや問い合わせフォームなどによって個人情報が保管されていることがあるからだ。専用のスペースを設けるのも地代家賃を考えると、非常なコスト高となるだろう。

残る2つのうち、“データセンター”は特別な存在だ。建物も電源設備も空調もネットワーク接続も、サーバーを設置するために作られたもので環境としては申し分ないし、人の出入りも厳密に管理されていてセキュリティ面も問題ない。しかし、マネージドサービス(後述)でなければシステムの構築・管理の負担も発生するし、比較的高価なので、通常の企業サイトにはオーバースペックだ。データセンターは、サーバーを複数台設置してネットワーク機材などまで含めて高度なシステムを構築するための環境だと思ったほうがいいだろう。

ちなみに、データセンターは“iDC(インターネットデータセンター)”と呼ばれることもある。また、“ハウジング”や“コロケーション”と呼ばれるサービスも、基本的にはデータセンターと同じものだと考えていい。

結論としては、企業サイトの運営に望ましいのは、レンタルサーバーだ。専用のデータセンターにサーバーを設置したうえで、専門のスタッフが多数のサーバーを管理して運営してくれるため、専門的な知識がなくても高スペックなサーバーを安価に利用できるからだ。最近はレンタルサーバー事業者間の競争が激化しているため、利用できるディスク容量はGB(ギガバイト)級に増え、機能が豊富になったのに価格は下がってきている。ちなみに、レンタルサーバーは“ホスティング”と呼ばれることもある。

レンタルサーバーは、専業の事業者やISP(プロバイダー)が提供するサーバーの機能貸しサービスを指す。サーバーも環境もすべて事業者が用意してくれるので、申し込めばすぐに利用できる。同様のサービスに、ISPと契約すると無料で付いてくる“ホームページスペース”があるが、このサービスには注意が必要だ。企業サイトに必須の独自ドメイン名が利用できなかったり、ADSLを光に切り替えるなどでインターネット接続のISPを変更した場合に継続して利用できなかったりすることもあるからだ。

年間数万円で安全・安定稼働を任せられるレンタルサーバーが定番。高度なシステムを構築する場合はデータセンターに。

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