連載正しいSEO相談室
ページランクは今でもSEOには重要な指標?

渡辺 隆広 2007/1/9(火) 08:00 この記事をはてなブックマークに追加(13) 印刷用印刷用
この記事を読むのにかかる時間: 約 1.5
あなたの不安をプロが解消 正しいSEO相談室 SEM総合研究所分室

誰もが実践できるSEO。でも意外と間違った認識を持っている人も多いのでは?
そこでみなさんが抱えているSEOの不安や疑問をプロが解消します。

[質問]PageRank(ページランク)は今でもSEOには重要な指標?

イメージ画像

ブログや検索エンジン関連のフォーラムを見ていると、「PageRankって重要だよ」と言う人と「PageRankはもう意味がないよ」と言う人の両方がいる。これはSEMを専門とする会社でも同様だ。これではSEOを外注したい人や自分で取り組んでいる人はPageRankをどう考えればいいか困ってしまうだろう。

この問題は、そもそも「PageRankとは何か」の定義が人それぞれであることが原因だ。ここでPageRankを「リンクを支持投票とみなし、リンクの数と質を通じてページの重要度を判断する指標」と定義してみよう。これは2000年〜2003年頃のGoogleのPageRank技術に近いものがある。しかしGoogleはその後、関連性や時間軸という概念をリンク分析に追加するとともに、検索エンジンスパマーに対抗するために、リンク分析精度を向上するためのフィルタリングを数多く導入した。この結果、かつての(先ほど定義した)PageRankと比較すると、非常に複雑・高度化した仕組みになっている。

つまり、この新たに追加された技術も含めてGoogleが用いるリンク分析システムを総称して「PageRank」と呼ぶのであれば、「PageRankは今でも重要」と言えるし、逆にこれら追加されたフィルタリングなどはPageRankには含まれないとすれば「PageRankはさほど重要ではない/まったく重要ではない」と言えるのだ。

ちなみに筆者自身は後者で「PageRankは単なる目安」程度にしか見ていない。ページ間のリンクの関連性や、いつリンクが張られたかなどの時間軸が見られるようになった現在、私たちが唯一可視的に閲覧できるGoogleツールバーが表す緑色のバーなどまったく意味がないのだ。しかし、PageRankを見れば、ネット上におけるそのサイトの大雑把な人気度を知ることくらいは可能だろう。その程度にしか利用していない。

※この記事は、『Web Master 完全ガイド Vol.2』 掲載の記事です。


渡辺 隆広
株式会社アイレップ サーチエンジンマーケティング総合研究所 所長。1997年より検索エンジン業界に従事し、日本発のSEOサービスを開始。2005年アイレップSEM総合研究所の所長に就任。SEO/SEM関連のイベントやセミナーで多数の講演を行うほか、さまざまなメディアにて執筆活動を行う。
ブログ「SEMリサーチ

あなたの疑問・質問を募集
宛先:web-tan@impressrd.jp

SEO相談室で相談したいこと、取り扱って欲しい内容があれば件名に「SEO相談室」相談係と書いてメールにてお送りください。

この記事をはてなブックマークに追加(13)
あなたの評価 : なし 平均 : 1.5 (投票数:2)
日本赤十字社 東日本大震災 義援金募集

今日の用語

ステークホルダー
消費者や投資家、顧客企業など企業を取り巻く利害関係者全体を示す。 他に、産 ... →用語集へ

インフォメーション

Web担のメルマガを購読しませんか?
Web担の記事がコンパクトに毎週届くメールマガジン「Web担ウィークリー」は、10万人が読んでいる人気メルマガ。忙しいあなたの情報収集力をアップさせる強い味方で、お得な情報もいち早く入手できます。

Web担に広告を掲載しませんか?
購読者数10万人のメールマガジン広告をはじめとする広告サービスで、御社の認知向上やセミナー集客を強力にお手伝いいたします。

サイトマップ
RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]

さくらインターネット株式会社株式会社KDDI ウェブコミュニケーションズYahoo!リスティング広告at+link
at+linkウェブアンテナ株式会社日本レジストリサービスWindows Azure
株式会社キノトロープ株式会社アイレップ株式会社ニューズ・ツー・ユーシックス・アパート株式会社
Urchin from Googleオートノミー株式会社株式会社サイバーエージェント富士通株式会社