CMS導入活用ガイド
成功するCMS導入の必須ノウハウ

Part 6 グローバル化と多様化に対応するCMSの利用

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グローバル化と多様化に対応するCMSの利用

CMSの利用方法はさまざま

コンテンツ管理の効率化によりウェブサイトの有効活用ができるというのが最初のステップであることは間違いないだろう。そこをなくして他の活用はありえないからだ。しかし、CMSの効果はその部分には留まらないはずだ。さまざまな活用方法があり、すでに多くの活用方法が実現されている。

最初のステップとして行う部分は、コンテンツの効率的な管理、サイトクオリティの向上、ウェブサイトの拡張などがあげられる。これは、WCM(Web Contents Management、ウェブCMS)と呼ばれる分野になる。

CMSのソフトウェアは、たくさんの分野にわたって存在している。今ある程度有名なCMSというのは、ほとんどがウェブサイトに特化させたCMSが多いのだが、本来のCMSは、ウェブサイトに特化するだけではなく、さまざまな分野に対応できるもののはずだ。CMSの拡張としては、サブサイトやグローバルサイトの構築というサイト情報の拡張がある。

サブサイトやグローバルサイトの構築は、データの2次活用という形での構築だ。特にサブサイトでは、本体のサイトにあるデータを流用して構築する部分が多く存在し、その場合、2次活用するという部分で管理は一元化されるし、サイトのクオリティは同じレベルで保つことができる。

たとえば、弊社が構築している東急ホテルズのウェブサイトでは、数多くのサイトデータを一元管理している。ウェブサイト側のデータと携帯サイト側のデータは同じデータが利用されており、ワンソースマルチユースが実現されている。

逆にグローバルサイトは、2次活用というのは非常に困難だ。これは言語の違いや、サイズなどに用いる単位についても異なるためだ。しかしながら、アセット定義などで同じものを利用することでサイトクオリティを統一し、なおかつデータ定義は同じものを利用し、データの投入のみでサイトの拡張を行うことは可能だ。

こうした活用がCMSのさらなる活用になる。より多くのデータ、サイトを一元管理で運営することで、ユーザーに対して多くの情報を提供できるはずだ。今まで提供できていなかった情報が簡単に提供できるようになれば、ユーザーに対してのメリットは確実に拡大するはずだ。

CMSを用いたさらなる拡張は、ウェブサイト以外もしくはウェブサイトの付随機能への拡張でもある。CMSのほとんどがデータベースを利用したものであることから、(もちろん使用していないCMSも存在するが)利用方法としては、CMS内に入っているデータを2次活用するという形と、より広範囲にてコンテンツ管理を行うという方式の2とおりがある。

データの2次活用としてよく使われるXML

CMS内に入っているデータをXML形式にて抽出することで、別のコンテンツに対して2次活用できる。そのデータをRSSの配信やデータ検索などといったものへ活用するのだ。もちろん検索などは直接データベースを検索するという方式も可能だが、CMSで利用しているデータベースにさらに一般ユーザーのアクセスが加わるとパフォーマンスに問題が出る可能性もあることから、こういった活用方法が有効と考えられる。実際にこういった活用を行った事例があり、この際に利用しているのは、FatWire社のContent Serverだ。Content Serverの持つXMLパブリッシュという機能でXMLデータを作成しているのだ。

現在も非常に多くの分野にてXMLでのデータのやり取りが行われており、CMSからXML連携というのはどんどん普及していくと考えられる。より広範囲にて利用するという部分では、もちろんウェブデータをRSSなどに利用するというのもあるが、インターネットの分野だけではなく、印刷データに利用するXMLデータから文字放送などのデータに利用するなどということも行える。こういったように拡張していく部分ではXMLというのは1つのキーワードとなるだろう。

このような活用をCMSにて行えるようにするには、初期の構築において順を追って最初のステップをプランニングどおりに構築できることから始めなくてはいけない。

最後に、CMSの構築はシステム面での内容が大きく取り上げられているが、そうではなく社内状況の把握の方がより大きなポイントを持っていることを理解していただき、今後の構築に役立てていただければ幸いだ。

※この記事は、『Web Master 完全ガイド Vol.2』掲載の記事を元に、未公開の原稿を加えて再構成したものですです。

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