国内&海外SEO情報ウォッチ 「海外SEO情報ブログ」の鈴木 謙一氏が、日本と海外の検索マーケティング情報をさらっとまとめて毎週金曜日にお届け。
海外&国内SEO情報ウォッチ

新米ウェブ担当者が覚えておくべき必須の業界用語×14 など10+4記事(海外&国内SEO情報)

SEOだけでなくウェブ業界で使われる略語の解説(初心者向け)。

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※Web担編注:今週から、新たに筆者鈴木氏の個人ブログ「海外SEO情報ブログ」からのピックアップを加えたほか、「各セクションへのリンクをページ先頭に“この記事の目次”として配置」「各記事の見出し部分に、その部分への固定リンクを配置(チェックマーク部分)」などの使いやすさのための改善を行っている。

今週のピックアップ

新米ウェブ担当者が覚えておくべき必須の業界用語×14
★★★☆☆ なにごともTPO (SEOまとめ)

ウェブ業界でよく使われる略語を14個ピックアップして解説した記事。厳密に言えば100%正確とは言えない説明もなかにはあるように思えるが、入社や配置換えでこの春からウェブ業界に携わった新人ウェブ担当者には参考になるだろう。

ただし、最後で指摘されているように「これらの略語をむやみに使わないこと」も大切だ。

専門的知識のある人と話しているときに使うのは構わないし、略語で話すほうが伝わりやすいこともあるだろう。しかし、お客さんや上司と話しているときにこうした略語を使うと、(本人にとっては格好良いかもしれないが)相手が意味を理解できないことも多いはずだ。

TPOをわきまえ、業界に詳しくない人が相手でもわかりやすい話ができるウェブ担当者になってほしい。

日本語で読めるSEO/SEM情報

3,000以上のはてブを獲得したコンテンツとは?
★★★★☆ 有益な情報+効果的なプロモーション (売上をアップさせるWEB制作ブログ)

はてなブックマークやツイッター、フェイスブックで驚異的な数の共有を獲得したハウツー系コンテンツをどのようにして成功に至らせたかを解説した記事。

以下の7項目を計画的に実践したそうだ。

  1. 需要と供給の分析法 ―― 何について書くかを絞って決める

  2. ヒットするタイトルの法則 ―― タイトルに全てを込める

  3. 離脱を防ぐリード術 ―― リード文で読み続けてもらう

  4. 内容価値による共有促進法 ―― とにかく丁寧に説明する

  5. 共感をしてもらうクローズ術 ―― まとめをきちんと書く

  6. Twitterによる拡散法 ―― ソーシャルメディアを活用する

  7. はてぶランキング上昇の法則 ―― 最高のタイミングを選ぶ

特に、タイトルの作り方のポイントはわかりやすく、納得いくものなので、ぜひ参考にしてほしい。元記事では、次の画像で示すようにわかりやすく説明している。

元記事のタイトル関連の解説の部分

パンダ・アップデートや不自然リンクへの警告などで、「優れたコンテンツがSEOには不可欠だ」ということが改めて浮き彫りになっている。この記事を参考に、良いコンテンツを作る練習を重ねてほしい。

しかし、いくら有益なコンテンツだったとしても、人目に触れなければ存在しないも同然だ。そして、優れたコンテンツの価値を適切に評価されるようにするのが、公開後のプロモーションだ。労力をかけて作り上げた自信作のコンテンツをプロモーションする際のヒントにしたい。

ロングテールを狙った関連キーワードが豊富な記事の書き方
★★★★☆ 予期せぬロングテールアクセスを意図的に拾う方法 (コンテンツSEOブログ)

ロングテールのアクセスを集めるには、関連用語や同義語、また共起語とも呼ばれる一緒によく使われる言葉をコンテンツに上手に組み入れると有利になる場合がある。ボキャブラリー勝負になるといってもいいだろう。

こちらの記事では、Webページのコンテンツを書くときに、共起率が高いロングテールキーワードを散りばめるための方法、特にそういったキーワードを調べる手順を具体的に説明している。参考にしてほしい。

※筆者注:このブログは筆者が所属する会社の人間が書いた記事であることを開示しておく。ただし、ここで紹介したのは純粋にその内容によってである。

サイトリニューアル時に考慮したい6つのSEO
★★★☆☆ リニューアルとSEOをセットで設計 (SEOとその周辺)

ウェブサイトを大掛かりにリニューアルするときに、ついでにSEOも考慮して改善してしまうことを勧めた記事。

考慮すべき点として以下の6つを挙げている。

  1. ロングテールキーワードでの集客
  2. 重複コンテンツの排除
  3. ディレクトリ構造の再考
  4. リンク構造を浅く
  5. 削除したページのPageRank救出
  6. CMSの導入

サイトが一度完成してしまうと後から修正がきかないことも多い。事前にSEOのことも考えてサイトを設計することが重要だ。

ウェブマスターツールに届くアップデートの催促
★★★☆☆ セキュリティを保つために常に最新バージョンに (グーグル ウェブマスター向け公式ブログ)

古いバージョンのCMS(コンテンツ管理システム)でサイトを運用していると、次のようなメッセージがGoogleウェブマスターツールに送られてくることがある。

WordPress のアップデートがあります

http://www.example.com/ のウェブマスター様

お客様のウェブサイトを前回クロールした時点では、WordPress 3.1.2 が実行されているようです。最新版に更新することをおすすめします。以前のバージョンやパッチを適用していないソフトウェアは、ハッキングやマルウェアの攻撃を受けやすくなり、ユーザーに被害が及ぶことがあります。最新版をダウンロードするには、WordPress のダウンロード ページにアクセスしてください。既に最新バージョンの WordPress に更新されている場合は、このメッセージは無視してください。

このメッセージが送られた詳しい理由については、ブログ記事にこの件についての詳細な経緯が記載されていますので、そちらをご覧ください。

何卒ご理解とご協力賜りますようお願い申し上げます。

Google サーチ クオリティ チーム

日本版のグーグル ウェブマスター向け公式ブログが、このメッセージについて詳しく説明している。

利用しているシステムがバージョンアップすることで動作しなくなるなどの特集な事情がない限りは、なるべく最新のバージョンを使いたい。古いバージョンにはセキュリティホールが存在する場合があり、不正にハッキングされる事件がたびたび発生しているからだ。

海外SEO情報ブログ海外SEO情報ブログの
掲載記事からピックアップ

今週から、筆者が個人運営する海外SEO情報ブログからも参照してほしい記事を紹介する。

初回は、グーグルが3月に実行した検索品質改善とファッションブランドのバーバリーのサイトが検索結果から消滅してしまったトラブルをピックアップ。

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