「アフィリエイト広告が成果につながらない」と思ったらこの11項目を確認してみよう【チェックリスト付き】 | アフィリエイトの効果が出ていないEC事業者のためのアフィリエイト再入門講座 | ネットショップ担当者フォーラム

ネットショップ担当者フォーラム - 2016年10月21日(金) 08:00
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アフィリエイト広告を運用していて「提携数や稼働率は伸びてきているのに、オーダー件数が伸びないな……」と思ったら、管理画面のレポートからコンバージョン率を調べてみましょう。もしかすると、広告運用を根本から見直すタイミングかもしれません。

一定数のクリックは発生しているのに、それでも成果につながらないという場合、まずはコンバージョン率を確認してみましょう。

コンバージョン率の計算方法

オーダー件数 ÷ クリック総数 = コンバージョン率

商材や他の広告を利用して露出をかけているかといった条件によって異なりますが、一般的な物販であれば0.1%を切っていたら、また、無料会員登録や資料請求など、比較的簡単に申し込みできるリード系であれば0.8%を切っていたら「コンバージョン率が低い」と言えます。

実は、コンバージョン率が低い原因の多くは広告主側にあります。コンバージョン率が平均以下である場合は、以下のチェック項目について見直しを行いましょう。

コンバージョンアップのためのチェックリスト

□ バナーの説明とリンク先であるランディングページの説明は統一されていますか?

商品の魅力をきちんと伝えていますか?

□ 「あえてこのサイトで購入するメリット」はありますか?

リンク先から商品購入までの導線はわかりやすいですか?

□ 商品点数が多い場合、検索や関連商品などで購入者にとって購入しやすい構造になっていますか?

画像が重くて表示するのに時間がかかる、ということはありませんか?

□ 「送料が分りにくい」「合計金額が分りにくい」など、購入をためらわせる要素はありませんかか?

ショッピングカートの使い勝手は良いですか?

入力しやすい申し込みフォームを利用していますか?

□ 申し込みフォームで必要以上の項目を入力させていませんか?

□ 会員登録してからでないと購入できないなど、購入までのハードルが高過ぎたりしませんか?

上記のチェック項目を見直して、送客された見込み客を取りこぼさないよう、ネットショップを整えていきましょう。

成約につながりにくいネットショップだと判断されれば、アフィリエイターに「紹介するだけ損」だと思われてしまいます。有力なアフィリエイトサイトほどシビアに商品を選定しているので、リンクを貼り変えられてしまうといったことも、残念ながら起こり得ます。

大事なのは「あえてここで購入する理由」

報酬率さえ高ければ紹介してもらえると思いがちですが、アフィリエイターの中には、たとえ報酬率が低くても、ユーザーにとって利便性が高く買いやすいならモールへの送客を選択する場合もあります。

メーカー保障がある、ラッピングサービスがある、問い合わせに迅速に対応している、使い方に対するサポートがある……といった、本店ならではのメリットを伝えていく必要があります。

この「あえてこのネットショップで購入する理由」を、ニュースメールでアフィリエイターに伝えましょう。そして、アフィリエイトサイトで購入メリットを訴求してもらうことはもちろん、その前にネットショップ内でメリットが伝わることが大切です。

アフィリエイトサイトでどう掲載されているか確認する

アフィリエイト別レポートから、アフィリエイトサイトを上から20サイトほどを見て、購入意欲を高める紹介をしてくれているかどうか確認しましょう。

もしも御社と提携しているアフィリエイトサイトが、説明不足でバナーを貼っているだけのサイトばかりだったら、購入意欲の高い送客は難しいと言えるでしょう。

アフィリエイターへの個別連絡が可能なASPなら、アフィリエイターに直接働きかけてみましょう。

クリック報酬を設定しているとコンバージョン率が下がることも

その他の理由として、以前お伝えしたとおり、クリック報酬ではバナーなどの広告がクリックされた時点で成果となるため、難易度の低さから、アフィリエイトサイトによっては広告主にとって無意味なクリックが多数発生することもあり、注意が必要です。

レポートなどを確認し、広告の表示回数とクリック数が同数程度である場合などは、そもそも有効な送客がされていないと判断できますので、成約という効果を求めるのであれば、プログラムの見直しを含めて検討する必要があります。

そもそも、世の中にニーズのある商品なのかを見直してみる

筆者がASPにいた頃、ある広告主から「他の広告は使っていないが、費用対効果が高いと聞いたのでアフィリエイトだけ利用することにした」と言われたことがありました。

現在も同様のお問い合わせをいただきますが、まずはリスティング広告やFacebook広告などを小額で利用してみて、「そもそも、商品にニーズがあるのか?」「ネットで売れる商品なのか」ということを調査してからアフィリエイトを利用されることをお勧めしています。

なぜなら、アフィリエイトは成果報酬とはいえASPの基本使用料が発生しますし、半年や1年といった期間は成果が出なくても運用を続けなければなりません。短期間で結果を出せるかどうかは、商品の知名度などに左右されます。アフィリエイト広告は提携・稼動を積み上げながら、時間をかけてアフィリエイターとリレーションを築いていく手法であり、他の広告に比べて運用に手間も時間もかかる手法なのです。

誰でも知っているようなメジャーな商品であれば別ですが、「市場があるかどうか分らないけれど、成果報酬だからアフィリエイトをスタートしてみた」といった考えで、積極的な紹介が進むことはありません。

できることならまずは他の広告を使ってみて、どんなキーワードで、どんなユーザーにニーズがあり、どんな時間帯に購入される商品なのか……といった基本情報を得てから、アフィリエイトをスタートすることをお勧めします。それらの体験を持って開始した方が、アフィリエイターとスムーズに交流できるからです。

アフィリエイト広告では、アフィリエイターに選ばれることで提広告を掲載してもらえます。選ばれるための活動は、アフィリエイトプログラムの中だけではありません。そもそもニーズのない商品は、アフィリエイトでも売れないということを認識しておきましょう。

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オリジナル記事:「アフィリエイト広告が成果につながらない」と思ったらこの11項目を確認してみよう【チェックリスト付き】 | アフィリエイトの効果が出ていないEC事業者のためのアフィリエイト再入門講座
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鈴木 珠世
鈴木 珠世
コミュニケーション・マーケティング コンサルタント

2004年よりギフトメーカーのWebショップ担当を経験。「モノを売る楽しさ」「アフィリエイトの楽しさ」に目覚め、2008年よりファンコミュニケーションズ、そしてリンクシェア・ジャパンにて、ネットショップ運営者やアフィリエイトサイト運営者に向けた教育・啓蒙活動に従事。その後、売れるネット広告社にて新規媒体営業と通販事業者向けのコンサルティングを行う。

日本アフィリエイト協議会による、アフィリエイト業界関係者が選ぶ「アフィリエイト業界MostValuable Player(MVP)」2012、2013、2014の3年連続の受賞など、受賞歴も多い。共著にて「成功するネットショップ 集客と運営の教科書」を出版。

現在フリーにて、ネットショップ(通販企業)向けのコンサルティングを開始。

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