ニュースメールでアフィリエイターに「更新に使えるネタ」を伝えよう。使える話題はこの5つ | アフィリエイトの効果が出ていないEC事業者のためのアフィリエイト再入門講座 | ネットショップ担当者フォーラム

ネットショップ担当者フォーラム - 2016年7月22日(金) 08:00
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メールニュースの「件名」「書き出し」「内容」のコツ(連載第13回)

多くのアフィリエイターは複数のASPに登録し、さまざまな広告主へ提携申請を行っているので、毎日数十通のニュースメールを受け取っています。筆者も800前後のプログラムと提携申請を行っているので、ASP経由でたくさんのニュースメールが届きます。

なにしろ数が多いので、読める数には限りがあります。まずは開封してもらえるよう、件名についてのひと工夫から解説します。

開封率を高める「件名」のコツ

積極的なアフィリエイターは、「この広告主からの情報に価値がある」と判断すると、メールの「振り分け機能」を使って専用フォルダで管理しています。また、多数のメールが届くので「検索」を多用しています。

ASPによっては差出人名を広告主名に指定できるところもありますが、多くはASP名で送信されるので、件名にひと工夫すると良いでしょう。

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件名の例

上記のように、【ショップ名】を固定で入れることで、「振り分け機能」や「検索」で探してもらいやすくなります

今からショップ名を固定で入れて定期送信するなら、ショップ名は件名の最後に入れることをおススメします。アフィリエイターもスマートフォンでニュースメールをチェックすることが増えています。長い件名は後半が省略されるので、前半には引きのある言葉や数字的な情報を入れると良いでしょう。

せっかく送信しているのですから、できる限り開封率を高めて活用してもらいたいものです。送信頻度が多いと毎回似た件名になりがちになるので、季節感や旬の情報を織り交ぜつつ、分りやすく伝わりやすい件名にすることを意識しましょう

「書き出し」で人柄が見える工夫を
//www.○○○.co.jp/③
ニュースメールの書き出し部分の例

[1]差込機能が使える場合は、アフィリエイトサイト名を差し込みましょう。その際、必ず「様」を追記することを忘れずに。「うっかり呼び捨てで送信してしまった!」ということのないように注意しましょう。

[2] 担当者名を出すことをおススメします。名前を出しにくければ、ニックネームのように「スズキ」のように表記したらいかがでしょうか。書き手がイメージしやすいように、できれば男性か女性か性別が分るようにすることが望ましいです。

[3] URLを記載しましょう。アフィリエイターが社名やショップ名を覚えてくれていれば良いのですが、数多くのサイトと提携しているとどのショップか忘れがちです。URLを記載することで、すぐに確認できます。

筆者はこれを「思いやりリンク」と呼んでいます。ショップのTOPページだけではなく、本文内に個別商品を紹介することがあったら、必ずその商品ページのリンクを貼って紹介するようにしましょう。

なぜ担当名を記載する必要があるのでしょうか。

これはアフィリエイト特有なのかもしれませんが、管理画面の先にいるのはエンドユーザーに近い、消費者の目線を持った個々の“人”です。

例えばリアルショップで、名前や趣向を覚えている店員に接客をされると、ついそのお店で買い物したくなるのと一緒で、「この担当者がいるから、このショップを応援する」ということが、アフィリエイトでは多々あるのです。

メールの冒頭や署名欄を利用して、担当者の人柄が見えるような構成を心がけましょう

アフィリエイターにとって有益な情報とは?

アフィリエイター向けのニュースメールでは、具体的にどんな情報が好まれるのでしょうか。

1.売れ筋商品

商品入れ替えのタイミングや、「今売れているもの」をお知らせします。ランキング情報、昨年の傾向から読み取る「これから売れると予想される商品」の紹介なども喜ばれます。担当者から見たおススメのポイントや使い方なども記載してあげると良いでしょう。

個々のアフィリエイターへのメールに広告素材を添付できる機能を提供しているASPであれば、ぜひ活用を。管理画面にログインすることなく記事を更新できるので喜ばれます。

2.どんな人が購入するのか

女性が購入するのか、男性なのか。年齢層、家族構成(おひとり様、夫婦、子供2人 など)、収入構成(若年層、富裕層 など)といった購入者の属性も可能な範囲で共有しましょう

例えば、にきびケアの商品だからといって、女性だけが購入しているとは限りません。どんな年代の、どんな人にニーズがある商品なのか、数字などの事実を元に情報を提供してあげましょう。

3. 商品やサービスを購入する理由

ギフト包装で送る商品も、誕生日プレゼントとお中元では購入する理由が違います。自己購入の場合でも、日常使用なのか自分へのご褒美なのか、家族で利用するためなのかというように、どんな理由でユーザーは購入ボタンを押したのかを伝えましょう。

アフィリエイター側から見える情報は、広告主のショップへの送客で完結してしまいます。アフィリエイター側から見えない情報は価値があります

4.サイトに訪れるユーザーの傾向

検索エンジンからはユーザーがどんなキーワードでサイトに来ているか、またどの時間帯に購入されるのかなど、サイト内を解析して共有しましょう。

5.あえてこの店で買う理由

個人のアフィリエイトは消費者に近い立場ですが、「お客様」ではありません。代理店や販社と同じように、自社商材・サービスの売り、自社サイトの強みといった「あえてこの店で買う理由」を明確に伝える必要があります。

特に有力なアフィリエイターほど「あえてこの店で買う理由」を求めています。

現状は大手モールへ集客した方が顧客にとって便利であることから、自社サイトへの集客を躊躇するアフィリエイターもいます。そのため、モールにはない魅力を求めています。「この店を紹介すると得だ」という「紹介する理由」を伝えましょう。

「全商品送料無料である」「16時の注文まで即日発送可能である」「まとめ購入が買いまわりしやすい」など、他店と違う特徴があることは強みです。顧客に選ばれるお店が、アフィリエイターにとっても魅力のあるお店です。

特に有益な差別化がないと思うショップもあるかもしれませんが、例えば「店長の人柄が好き」「24時間対応の顧客サポート」といった人によるサービスの部分や、「持ち込み商品の同封に対応している」「個別のカード封入に対応している」といった、大型店にないこの店ならではの特徴が強みになります

自店の強みはお客様の声から見つけよう

とは言っても、「自分たちが運営するネットショップの強みとは?」という質問に、商品力以外になかなか答えが出ないこともあるでしょう。

店長当時、私は日々届く「お客様の声」から強みをピックアップしていました。オリジナルの出産祝いギフトを扱っていたことから、ありがたいことに多くの感謝の声をお寄せいただいていたので、それらをWebサイトで紹介し、アフィリエイター向けニュースメールで「受け取る側にも、贈る側にも喜ばれる商品です」ということを伝えていました。

「お客様の声」は社員のモチベーションになるだけではなく、なぜ自分たちを選んで購入してくれたのかを知ることができます。お客様にアンケートをお願いする時は、「なぜ、このお店から商品を買ったのか」を聞いてみてはいかがでしょうか。

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オリジナル記事:ニュースメールでアフィリエイターに「更新に使えるネタ」を伝えよう。使える話題はこの5つ | アフィリエイトの効果が出ていないEC事業者のためのアフィリエイト再入門講座
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鈴木 珠世
鈴木 珠世
コミュニケーション・マーケティング コンサルタント

2004年よりギフトメーカーのWebショップ担当を経験。「モノを売る楽しさ」「アフィリエイトの楽しさ」に目覚め、2008年よりファンコミュニケーションズ、そしてリンクシェア・ジャパンにて、ネットショップ運営者やアフィリエイトサイト運営者に向けた教育・啓蒙活動に従事。その後、売れるネット広告社にて新規媒体営業と通販事業者向けのコンサルティングを行う。

日本アフィリエイト協議会による、アフィリエイト業界関係者が選ぶ「アフィリエイト業界MostValuable Player(MVP)」2012、2013、2014の3年連続の受賞など、受賞歴も多い。共著にて「成功するネットショップ 集客と運営の教科書」を出版。

現在フリーにて、ネットショップ(通販企業)向けのコンサルティングを開始。

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